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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2021年01月05日

国に責任を転嫁する「緑のタヌキの詐欺的手法」を批判する

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 例年、伊勢神宮への参拝の後に開かれていた総理の年頭会見は、今年は菅総理の伊勢神宮参拝がコロナ禍で見送りとなり、昨日、総理官邸で開かれた。従来なら総理がその年の所信を語る会見だが、政府が緊急事態宣言の再発令検討という報道が会見直前に流れ、耳目はその宣言の有無および内容に集中した。

 菅総理は緊急事態宣言発令の「検討」という表現に留めている。当然ながら専門家会議、諮問会議に諮り、出来得る限りの科学的根拠を担保しなければならないので、現時点での「検討」は当然だ。しかし、緊急事態宣言の発令は、昨日の会見で既成事実化された。1都3県に絞ったかたちで、感染拡大の温床となっているとされる飲食関係に集中特化した対策を打ち、GoToトラベルは引き続き凍結される。発令は早ければ7日に出されるという見方もあるようだ。

菅総理


 菅総理の会見を確認する限り、子分らしき知事3人を引き連れて西村担当大臣に直訴に行った「緑のタヌキ」に対する感情はありありと見て取れた。感染リスクを軽減するための飲食店への時短要請は、「北海道、大阪などでは効果が出ている」というのは、明らかに、時短要請を渋っていまだにやっていない東京都に対するあてこすりだ。「東京都とその近県3県が感染者が減少せずに、高い水準になっているということも事実。こうしたことを深刻に考え、より強いメッセージが必要だというふう思った」というのも同義語だろう。

 緑のタヌキは、菅総理の会見を受け、いけしゃあしゃあと「早速ご対応いただいたと考えているし、今のポイントはスピードだと思う」と語った。「私が国を動かしたのよ」とでも言いたげである。だが、この発言はおかしいどころか、詐欺師的ですらある。国は自治体に対して要請した時短対応について、前述の通り大阪や北海道は対応してある程度の結果を出したが、東京は渋り、そして抵抗した。やるべきことをやっていないのである。返す刀で緊急事態宣言発令の要請である。そういう人物から「ポイントはスピードだ」という発言が出ること自体、詐欺的と言わざるを得ない。飲食店への8時閉店の時短要請も、政府が緊急事態宣言を出すと分かった時点でやるというシナリオだ。政府に言われたから仕方なくやるのであって、自分に責任はないという構図だ。

緑のタヌキ(小池)


 総合的に判断すれば、小池は、緊急事態宣言を発令しない国が悪いのであって、東京都に責任はないというプロパガンダを発信し、一般国民に植え付けようとしているのだ。朝日新聞など、「国動かした小池知事の危機感」などとおだてあげる始末である。要請するなら、勝負の3週間への完敗が見えた時点で動いていても良かったはず。政府は感染拡大を抑止できていない点において、批判は甘んじて受けるべきだが、同程度の責任は都知事、県知事側にもある。

 緑のタヌキ劇場に騙されてはいけない。ありったけの責任転嫁と自己都合のプロパガンダは、この先、メディアがやならくてもネット民の手にかかり、そして暴かれる。都知事をやっている限りは都民が犠牲になるだけだが、国政に戻ろうとするときには、小池の側に覚悟が必要だ。


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