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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2021年01月

朝日系のインタビュー記事から読み解ける「枝野と立民党がダメな理由」

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 朝日新聞が運営するwithnews。「みなさんの「気になる」をいっしょに解決するメディアサイト」という触れ込みだが、「政治」というタグが付いている記事の多くはあの南彰が書いているあたり、記事を読まなくてもある程度その内容に関しては想像がつく。このwithnewsでお笑い芸人のたままつななという人が、支持率3%の野党第一党代表にインタビューしている。結論から言えば、何故この政党が国民に支持されないのかを、代表自身が語っているような内容だ。そのポイントが凝縮された枝野のことばが、冒頭に出て来る。

――最近の自民党の政治はひどいと感じます。かと言って立憲民主党を支持できるかというと、今はちょっとできないというのが正直なところです。個人的にはきょう枝野さんとお話しして選挙で立憲民主党に気持ちよく投票できたらいいなと思っています。

枝野:気持ちよく投票できなくてもいいから書いてください。今、我々は野党なので結果を出せないんですよ。実績を示せないけど政権担当能力を示せと言われているわけです。「何か心配だけど」とか「うーん」と思いながらでも「これはひどすぎるから、こっちよりはましだよね」と思って選ぶのが民主主義です。

僕は2009年の民主党の政権交代の失敗を中心のすぐ隣で見ていました。あのときは期待値が高くて政権を取ったから失敗したんです。それに応えようと無理をして結果的に失敗して期待を裏切ることになったんです。


 当然ながら、2009年の政権交代の時には、民主党に対する「期待」があったのは確かだ。メディアの扇動にそそのかされた多くの国民が「自民党にお灸をすえる」という無責任な投票行動で政権交代は為された。同時に、夢のような政策を並べた民主党への「期待」が政権交代を後押ししたことは事実である。

 だが、期待を裏切ったことが民主党下野の本質ではない。夢のような政策を列挙して、その政策をろくに実現できなかった、詐欺と言っても過言ではない宣伝と、その宣伝と裏腹の結果に対し、また、ルーピー、菅直人に顕著だった政権担当能力の欠如や国の今回を揺らがすような政権運営に対し、国民は裏切りではなく怒りを持ったのだ。民主党下野と、以降の支持率低迷は、裏切りだけで説明できるものではない。そして、枝野はこのことを極めて客観的に語り、「(政権)中心のすぐ隣で見ていた」と言っているが、官房長官まで務めた枝野は中心そのものに居たはずだ。他人事のように語るのは、極めて無責任である。

――安倍政権で失策が続いて、菅政権でも学術会議のこともあって支持率がどんどん下がっているにもかかわらず、立憲民主党の支持はまったく広がっていないように思います。

枝野:それは安倍さんのプロパガンダが非常にうまかったですからね。そのプロパガンダに乗ってしまった。2017年の希望の党の騒動までの5年間というのは国民の皆さんが我々野党からどんどん離れていった。というか国民の皆さんから私たちが離れていったんです。

枝野


 質問の設定がいかにも朝日新聞系らしいが、ここでは置く。菅政権の支持率が下がっているのに、立民党の支持率が上がらないことを、枝野は「安倍さんのプロパガンダが非常にうまかった」からと言っている。これも、立民党のダメさの本質を物語る部分だ。つまり、支持率が上がらないのは自分たちのせいではなく、他者のせいだという責任転嫁であり、本質からの逃避なのだ。メディアが必死に菅政権の支持率を下げようと努力しているときは、枝野と立民党にとってもチャンスであるはずだ。しかし、その政権に対する不信感を、立民党は支持につなげられていないし、自民党支持率は高止まりしている。これは決して、安倍前総理のプロパガンダが生んだ結果ではない。枝野と立民が、現実から逃げてきた結果なのだ。

――野党がどうしても反自民、反安倍、反菅をすごく言っているイメージが強いです。ただ文句言っているだけだと、選挙で票を入れたくないという人もいると思いますが。

枝野:最近、明確に言おうと思っているんですけど、大手メディアの責任が大きいです。(中略)僕らの意識としてはメディアと戦っているみたいなところはありますね。


 極めつきはこの部分だ。実際に野党は批判に明け暮れている。過日、国会中継を暫く観察したが、野党の質問は政権や与党の粗探しと揚げ足取りに終始し、政策議論を装った政権批判がほとんどだという印象を持った。そしてそもそも、枝野や野党全般が受けるネガティブ報道の数十倍、数百倍のネガティブ報道を受けているのが、菅政権であり自民党だ。「メディアと戦っている」などおこがましい。彼らは自分たちがどれだけメディアに支援されているかすら、理解できていないのだろう。

 こんな政党も代表も、「政権の選択肢」にはなり得ない。選択肢止まりで、政権を獲る意思はないようだから、とっとと店じまいして永田町から退場してもらいたい。


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