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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年09月13日

日本の安保を危うくする政治家の芽を摘め(石破の危険な対中外交論)

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 立民党と民民党の解党を経た倒閣野党の合流は、枝野が代表となり、党名もなんの新鮮味もない立憲民主党に決まり、ほとんど話題も作れないまま終了した。唯一、民民党の玉木は政策面での不一致を理由に合流を見送ったことで、「筋を通した政治家」として評価された。しかし、この報道を見れば、彼への評価は無駄だったと思わざるを得ない。

玉木氏「選挙協力する」 合流新党に政策一致要求 (産経)

 立憲民主党との合流新党に参加しない国民民主党の玉木雄一郎代表は10日、合流新党の代表に枝野幸男代表が選ばれたことを受け、次期衆院選での共闘に意欲を示した。「協力しないと自民、公明両党が有利になる。しっかりやっていく」と述べた。共闘には政策の一致が必要だと指摘した。(抜粋)


 政策の不一致を理由に合流を拒否した玉木が、選挙協力で合流野党との政策の一致を要求するというバカさ加減。もともと、合流を拒否しておいて選挙協力を求めるなら、候補者の選定では徹底的に冷遇されるのがオチだ。立民党は共産党とも協力するスタンスだ。民民がそれに「乗る」なら、何のための分党だったのかということになる。玉木の立場は、政局での敗北者として確定である。

 さて、倒閣野党の離合集散から自民党総裁選へ目を向ければ、3候補がメディアに登場し、ずっとまともな政策論争を展開している。安倍総理が国内外から絶賛されている外交面は、後継首相には荷が重すぎる。しかし、国家の政治リーダーとしては避けて通れないこの問題に対しては、自身のスタンスを明確に語らねばならない。そして、そういう時に限ってボロが出る。

【総裁選ドキュメント】公開討論会 対中外交 岸田氏「したたかにコントロール」 石破「米中協力する世の中を」 菅氏「ハイレベルの機会活用」 (産経)

 自民党の菅義偉(すが・よしひで)官房長官、岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長は12日午後、日本記者クラブで行われた自民党総裁選の公開討論会で、米中対立が先鋭化する中、日本がいかに中国に対処していくべきかについて論じた。
 岸田氏は、「軍事力だけでなく経済でも米中が激しく競り合う中で世界秩序を考えていかなくてはならないところに難しさがある」と指摘。「日米同盟を基軸」としたうえで「中国との対話の窓は決して途絶えさせてはならない。したたかにコントロールしていかなくてはならない」と述べた。
 石破氏は「米中が協力する世の中を作っていくことが日本の役割」と主張。対等な日米関係構築の重要性を訴え、「アジアに日本の理解者を増やすためにもっと努力をしていきたい」と語った。

自民党総裁選 記者クラブ討論会


 菅氏は、中国の脅威を踏まえ、「さまざまな懸案があるが、引き続きハイレベルの機会を活用して主張すべき点は主張しながら課題を解決していくことが大事」と述べた。延期となっている中国の習近平国家主席による国賓来日に関しては、新型コロナウイルスへの対応を最優先に掲げ「具体的な調整を行う段階ではない」との認識を改めて示した。


 岸田氏の見解はなにか優等生の回答のようで、あまり響かない。菅氏の「主張しながら課題を解決していくことが大事」というのは安倍総理のスタンスの継承でもあり、理解はできる。問題は石破だ。

 「米中が協力する世の中を作っていくことが日本の役割」なのだそうである。これは、左派、リベラルが米中対立の過程で展開してきた主張そのもので、ただの理想論にしか思えない。例えば、中共が米国に提案した「米中が協力して太平洋を分割管理」が実現したらどうなるか。ハワイの西側は中共の思うがままに支配され、日本を含むアジア、豪州などの国々は中共の軍門に下ることを意味する。石平氏はこう語る。


 安倍総理がアジアで理解者を獲得してきたのは、中共の傲慢な振る舞いに妥協せず、自由と民主主義の連携を強化し、安全保障のダイヤモンドを築いてきたからこそだ。安倍政権のアジアにおける外交政策を転換すれば、そのアジアの理解者は日本に対して懐疑的な目を向けることになるだろう。石破の努力は、その理想とは裏腹の結果を招く可能性を孕む。決して容認できるものではない。

 中共にとって都合の悪い外交を展開する安倍総理を、反日メディアが叩くという単純な構造がある。その反日メディアが石破を持ち上げるのは、その日本外交のパラダイムを変えたいからだ。そのためには石破という政治家が都合がいい存在なのだ。この総裁選で投票権を持つ自民党議員と地方組織が、こういう政治家が総理を目指す芽を摘み、彼に引導を渡すことを期待する。


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