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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年09月09日

「尖閣沖中国漁船体当たり事件」から10年 ~ 国賊らが立ち上げる立民・民民新党

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 立憲民主党という政党は近く解党するそうだが、新しくできる政党もおそらく立憲民主党と名乗るだろうし、所属する議員もほぼ同じなのだから、本質的には何も変わらない。その立民党のウエブサイトで確認すると、党役員の最高顧問には菅直人という名前がある。この人物は旧民主党の負の遺産を象徴する存在だから、立民党も一刻でも早くお払い箱にしたいのだろうが、前回の衆院選でこともあろうに当選してしまったため、議員バッジをつけている以上は外せないのだろう。

 菅直人は負の遺産の象徴であると同時に、「悪夢の民主党」の象徴でもある。首相時代に起きた東日本大震災を巡る数々の不手際と無能さもそうだが、日本の対外的な負債である「尖閣沖中国漁船体当たり事件」で、いったんは逮捕した船長を釈放し、日本が世界の笑いものになるきっかけを作ったのは菅である。あれから10年。当時民主党に属した前原誠司、細野豪志がそれぞれ当時の顛末を語っているが、そこに垣間見える当時の官邸の対応には、今もってしても怒りがこみあげて来る。

【尖閣衝突事件10年】前原誠司元外相「菅首相が船長を『釈放しろ』と言った」 (産経)

--9月17日に外相に就任した後の対応は

 「下旬に米国で国連総会があり、出発直前にその勉強会で首相公邸に呼ばれた。佐々江賢一郎外務事務次官ら外務省幹部と行った。そのとき、菅首相が船長について、かなり強い口調で『釈放しろ』と。『なぜですか』と聞いたら『(11月に)横浜市であるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議に胡錦濤(中国国家主席)が来なくなる』と言われた」

 「私は『来なくてもいいじゃないですか。中国の国益を損なうだけだ』と言ったが、『オレがAPECの議長だ。言う通りにしろ』ということで流れが決まった。仙谷氏に『菅首相の指示は釈放ということです』と報告した」(抜粋)


 首相というのは、官邸を預かっている立場だ。菅の船長釈放の理由は、「横浜で開かれるAPECに胡錦濤が来なくなる」という、単純な理由からだったのだ。恐らく菅はAPECを晴れ舞台と捉え、そこで各国首脳を招くホスト役の自分の姿を政権浮揚の策と考えたのだろうと思う。これは官邸の私物化に他ならない。菅直人は国益よりも、自分の晴れ舞台を優先したのだ。ちなみに、APECで胡錦涛との会談で、菅はずっと下を向いたまま、胡錦涛と目を合わせるよりも台本を見ることに終始した。日本の恥が改めて世界に発信された瞬間だった。

中国人船長


 日本による船長逮捕を受け、中共は日本企業社員の拘束、レアアースの輸出停止、日本への観光客抑制など、様々な報復措置に出た。中共の「いつものやり方」だ。そんな中で仙谷由人の命を受け、中共を訪問した細野豪志の話も産経に掲載されている。

【尖閣衝突事件10年】極秘訪中した細野豪志氏 長い交渉の末に「邦人釈放」耳打ち (産経)

 --求められた役割とは

 「中国側が何を考えているのかを探ることだった。中国側も日本の状況をあまり正確に把握していなかった。仙谷氏に『なかなか大変ですね』と言ったら、『骨は拾ってやる』と言われた」


 要するに、菅政権は中共とのパイプをまったく持っていなかったのだ。小沢訪中団が600名を超える大訪中団を組織し、中共に朝貢したのが2009年のことだ。民主党議員らが胡錦涛と握手し、嬉しそうに記念撮影をしていた光景は、毅然差の欠片もない、ただの土下座を連想させた。そんな大訪中団を送り込み、天皇陛下による習近平接見という皇室利用の大サービスをしながら、その翌年に起きた中国漁船体当たり事件では、中共との外交上、何の人脈も形成できていなかったということである。

 前原の暴露を受け、当時官房副長官を務めていた陳さんは、「指揮権を発動したわけではない。首相がどう言おうが、そこは司法手続きの問題だ。指揮権発動以外、介入しようがない」と述べ、船長釈放に菅元首相の意向は反映されていなかったとの認識を示したという。官房長官である仙谷由人が深く関与している中、官房副長官だった陳さんが事実関係を把握していないわけがない。結局、旧民主党の連中の多く、とりわけ中枢にいた議員の大半は、無能であるばかりでなく、概ね嘘つきなのだろう。国賊とも称すべきこんな連中が作る新党など、支持できるはずがない。

 「尖閣沖中国漁船体当たり事件」から10年。あの事件は、国辱以外のなにものでもなかった。そしてその国辱を遂行した連中が中心になって作る政党が、立民・民民の合流新党だ。彼らは国辱の象徴なのである。


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