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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年08月15日
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終戦の日 ~ ルメイとメディアと靖国神社

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 カーティス・ルメイという米国の軍人がいた。米陸軍航空軍司令官ヘンリー・アーノルドに爆撃の腕を認められ、日本を爆撃する集団の司令官に就任した人物である。ルメイは東京大空襲を指揮し、10万人の日本人を焼き殺し、原爆投下においては計画を指揮した。そのルメイに対し、日本国は勲一等旭日大綬章を授与している。推薦人の一人は、小泉純一郎の父(小泉進次郎の祖父)、小泉純也だ。理由は日本の航空自衛隊育成への貢献である。

 通常、勲一等旭日大綬章は天皇から直接“親授”されるものだが、昭和帝はルメイに対しては勲章を授けていない。理由はどうであれ、臣民を虐殺した米国人に勲章を与えることなど、昭和帝の御心が許さなかったのだと忖度する。同じく勲一等旭日大綬章を授与された米国海軍のアーレイ・バークは、死に際して、自国や諸外国から授与された数多の勲章を脇に置き、旭日大綬章のみを遺体の胸につけたという。同じ勲章でも、意味も重みもまったく違う。

 きょう、日本は75回目の終戦の日を迎えた。カーティス・ルメイの勲章が象徴される戦後日本の価値観は、新聞やテレビといった守旧メディアの衰退によって、ひと頃よりは失せてきた印象がある。思想空間を覆っていた自虐史観は、ゆっくりとではあるものの、その支配力を弱めている。その傾向のひとつが、日本の戦争責任の対象とされてきた「アジア諸国」が、実は中共と朝鮮だけであるという認識だ。台湾を筆頭に、他のアジア諸国は概ね親日的である。しかし、多くの日本人はそれすら知らされてこなかった。

 戦後メディアの呪縛からの解放が進むにつれ、日本は変わっていくように思う。しかしいま現在は、まだ、その呪縛はきつく日本人を縛り付けたままだ。武漢ウイルスを材料にした政権批判はその最たる例である。実際、日本は諸外国と比べ、まぁまぁ上手く対応しているほうだ。国民の理性や高い行動倫理も助けになっているのは確かだが、メディアの総攻撃に遭いながら、我が政府はなんとか防疫と経済を両立させようとしているのは評価すべきことである。問題は、マスメディアが正しい情報を発信するという責務を忘れ、ひたすら政府を攻撃するだけのために、国民の財産である電波を使い続けていることだ。

靖国神社


 安倍総理は今年の終戦の日も、靖国神社参拝を見送ると報じられている。このイシューでは、メディアが中共や朝鮮にご注進報道を続け、ひとたび参拝となれば総攻撃をかける。米国との友好な関係や、中共の暴政、南鮮の反日言動など、今年のこの日は総理の参拝にとって良いタイミングだったはずだ。2013年の12月に靖国を参拝する前、総理は「第1次安倍政権で任期中に参拝できなかったことは痛恨の極みだ」と述べていた。その痛恨の極みは、2013年12月のただ一度の参拝で払拭されたのだろうか。

 日本の守旧メディアは、日本の未来志向を妨げる戦後民主主義の代表格だ。だが、いつまでもメディアのせいにばかりしてはいられない。首相に参拝を求め、参拝を称賛する声が大きいことがわかれば、総理は自ずと参拝に踏み切る。その環境を作っていくのは国民の側なのだ。いつまでもルメイへの勲章授与を是とする日本であってはいけない。重要なのは主張と協調のバランスであって、声が大きい対象におもね続けることではないのだ。

 先の大戦において、戦場に斃れ、戦禍に遭われ、また様々な状況で命を落とされた先人に対し、御霊安かれと、心よりお祈り申し上げます。


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