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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年08月04日

中共の尖閣挑発は、「日本の力(軍事)」の必要性を示唆している

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 実際のところ、日本はいまだ、習近平の国賓来日を中止していない。日程が決まっていないだけの話である。キンペーを招待したのは日本だが、招待したからといって、それを取り消すことが絶対にできないなどということはないだろう。すべては日本政府が腹を決めればよいことだ。しかし、このことに関する我が政府の姿勢には、なにか煮え切らない中途半端さが否めない。

 2日、産経新聞がスクープ記事を発信した。

<独自>中国、漁船群の尖閣領海侵入を予告 「日本に止める資格ない」 (産経)

 中国政府が日本政府に対し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺での多数の漁船による領海侵入を予告するような主張とともに、日本側に航行制止を「要求する資格はない」と伝えてきていたことが2日、分かった。16日に尖閣周辺で中国が設定する休漁期間が終わり、漁船と公船が領海に大挙して侵入する恐れがある。日本の実効支配の切り崩しに向け、挑発をエスカレートさせる可能性もあるとみて日本政府内では危機感が高まっている。(半沢尚久)

尖閣諸島周辺の接続水域を航行する中国の公船や漁船に対応する海上保安庁の巡視船


 大挙侵入予告といえる主張を伝えてきたのは、7月2~5日に中国公船2隻が尖閣周辺の領海に侵入して操業中の日本漁船1隻に接近し、平成24年の尖閣諸島国有化以降で最長の39時間以上も領海にとどまった時期だ。

 中国政府当局は「日本の海上保安庁は(尖閣周辺で)1隻の日本漁船すら航行するのを止められなかった」と批判。「数百隻もの中国漁船の(尖閣周辺での)航行を制止するよう(日本が)要求する資格はない」と述べた。

 日本政府高官はこの主張を「意趣返しの意思表示で休漁明けの挑発を正当化する布石だ」と指摘する。(抜粋)


 ブラフであればよいが、中共ならやりかねない。現実問題として、中共の尖閣への挑発行為はエスカレートし、日本漁船を追いまわす行為にまで及んでいる。中共政府はこのことについて、日本漁船が「『中国の領海』で違法操業している」とし、「法に基づき追尾・監視」したとの見解を公表している。法的根拠などあるわけはないが、こういう発言を報道に乗せて世界に拡散することで、尖閣の帰属問題を曖昧にしようとする魂胆だろう。尖閣諸島が日本固有の領土であることは、日本国民も、そして中共自身は良く知っているはずだが、日本と中共の区別すらつかない遠方の国の人々にとっては常識ではない。日中の戦いは、情報戦と宣伝戦が主戦場なのだ。

 尖閣諸島は紛れもない日本の領土である。しかしその領有権の主張は絶対ではない。「力」の行使によって現状変更が為されれば、状況は一変する。ロシアによるクリミア侵攻は、その是非は別として、国際社会はその「変更された現状」を元に戻すことができず、ロシアの変更は、変更のまま固定化されている。つまり、ひとたび領土を奪われるようなことがあれば、戦争をして取り戻すしかないのだ。

 中共は、度重なる領海侵犯と、それに対する日本政府の対応を観察し、、日本が事を荒立てることをしないと見ている可能性がある。かろうじて在日米軍のトップが「尖閣諸島の状況についてアメリカが日本政府を助ける義務をまっとうする」と述べているが、彼らはあくまでも「助ける」立場なのであって、戦う主役ではない。すべて日本の対応にかかっているのだ。

 中共は、武漢ウイルスの隠蔽と、その隠蔽に起因する地球規模のウイルス蔓延によって、G7を中心に国際社会から敵視されるに至った。そういう状況の中で、自国民へ「強い中共」を見せる意味で、全方位に航行な姿勢を見せているとも思える。だが、これを姿勢だけだと捉えてはいけない。実際、尖閣への挑発は行動を伴っており、その挑発のすぐ後ろには実力行使が可能な艦船が控えている。

 日本も腹を決める時だ。弱腰も、1ミリの譲歩も許される状況ではない。尖閣に領土問題は存在しないという大原則は結構だが、領土問題が存在しないから奪取されることはないという9条のような信仰は捨てるべきだ。尖閣防衛には「力」が必要だ。


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[ 2020/08/04 07:10 ] 外交 | TB(0) | CM(7)
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