FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年08月01日

G7「中共への重大な懸念」は日本が主導 ~ アジアにおける日本の役割は重みを増す

← 応援クリック、ありがとうございます。

 次期首相候補の呼び声高い石破茂。個人的にはこの人物の首相就任は御免こうむりたいが、本人は安倍総理に対する逆張り作戦を敢行中で、「総理との違い」を見せようと躍起であるように思える。その石破、中共の孔鉉佑駐日大使の要請を受け、国会内で同大使と会談し、香港情勢をはじめ東アジアの安全保障環境に関して意見交換をしたという。

 こういうのを見ると、「センスがねぇなぁ…」と思ってしまう。中共にとって安倍政権は手強い相手であるから、彼らが安倍氏以外の日本の首相を求めるのは当然だろう。石破が野党から共闘を呼びかけられたのは、つい最近の出来事だ。この中共大使との会談は、その共闘に北京が加わる可能性すら示唆する。だからセンスがない。

 このところ、米国のポンペオ国務長官が精力的に中共批判を展開している。7月23日のニクソン財団での約25分間のスピーチでは、過去数十年にわたる中共の罪を列挙し、世界中のすべての国に、中共の邪悪な本質と人類への危害を完全に認識するように呼びかけた。30日には米国上院外交委員会の公聴会に出席し、米国が主導する対中外交によって、国際社会は中共の脅威に目覚めたと語り、中共認識の「潮目は変わった」と自信をのぞかせた。その上で、G7外相が6月、北京による「香港国家安全維持法」導入に「重大な懸念」を表明したことに関し、「日本がG7を主導した」と称賛している。

ポンペオ国務長官


 米陸軍大学院戦略研究院(SSI)が7月17日にまとめた「陸軍の変身:インド太平洋司令部の超競争と米陸軍戦区設計」という報告書では、中共に焦点を合わせた戦略の見直しを進めるために維持すべき「核心協力国・地域」として、日本、オーストラリア、フィリピン、韓国、シンガポール、台湾を挙げたが、なかでも直ちに戦略的な統合が可能な国・地域を、日本、オーストラリア、台湾の3カ国としている。日本は自由主義国と中共との対峙のど真ん中に位置しているのだ。

 アジア圏でも微妙な変化が起きている。マレーシアの国連代表部が、南シナ海で海洋進出を進める中共の領有権主張を「国際法上、根拠がない」と否定する書簡を、国連事務総長に送っていたというのだ。マレーシアといえば、アジアの中でもシンガポールと並んで華僑が多い国だ。自国のEEZ内にあるジェームズ礁を、中共に「我が国最南端の領土」と言われながら、中共と合同軍事演習を行ってきたような国だ。そのマレーシアが態度を変えようとしている。中共にとっては計算外なことが、世界各地で起きているのである。

 アジアにおける日本の役割は、かつてないほど重要になってきている。最近、中共が南シナ海に作った人工島を米国が爆破するという噂が囁かれている。日本では近藤大介氏がその可能性を示唆し、南鮮の中央日報なども、中華圏インターネットメディアの多維新聞を引いて、その可能性に言及している。それが現実となれば、アジアは「超」がつく緊張状態に陥るだろうから、懸命な策とは思えないが、少しでもその可能性がある限り、日本も備えなければならない。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2020/08/01 07:22 ] 外交 | TB(0) | CM(5)
カレンダー
07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ