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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年06月27日

中共が履行を求める「専守防衛」という国是の転換を図るべきとき

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 日本では、今の政治勢力や相関関係を表すフレーズとして「安倍一強」というものがよく使用されるが、そのイメージが根拠も無く増幅され、「安倍独裁政権」というフレーズに転ずることがある。この表現はレッテル貼りによる印象操作の産物だが、独裁ということばを安易に使用すべきではない。今の日本の政治システムに独裁政治が機能する余地はない。独裁ということばを使うなら、中共のことをもっと学んだ方がいい。

習近平氏の“陰口”家族とも禁止 (共同)

 【北京共同】中国の習近平指導部が共産党・政府の機関に勤める党員に対し、家族との会合を含むプライベートの時間に習総書記(国家主席)の地位をおとしめたり、党・政府に批判的なウェブサイトを閲覧したりすることを禁じる内部通知を出していたことが26日、分かった。中国筋が明らかにした。

 党は近年、習氏の思想を学ぶスマートフォンアプリの利用を促すなど9千万人を超える党員への思想統制を強化している。新型コロナウイルス対応や米国との関係悪化、香港の混乱を巡って指導部の政権運営への不満が高まり、面従腹背や習氏と距離を置く派閥形成の動きが出ることを警戒している可能性がある。

習近平


 彼の国にも共産党以外の政党は存在するが、それらは日本でいえば社民党のような泡沫政党以下の存在だ。独裁色を少しでも弱めるために中共がその存在を肯定しているだけで、政治の力は中共が独占する。なにせ、共産党の軍である人民解放軍が、彼の国では正規軍扱いなのだ。独裁というのが、日本の政治には欠片も存在しないことは明白だ。

 上記の共同電だが、中共は党員に対する思想的な締め付けを実行しているという。習近平を神と崇めることを、党員に対して要求しているのだ。恐ろしい思想統制だが、だからといって一般の人民に思想や信仰を含めた、個人の自由が認められているわけではない。豪雨による洪水で深刻な被害に遭っている中共南部と中部などの住民が、氾濫した川の状況や流される住宅の動画を相次いで投稿したが、中共当局は今後、洪水の被害を投稿した者を逮捕する方針だという。武漢で発生したウイルス隠蔽も、恐らくこの手法で情報を遮断したのだろう。

 こういう勢力の手が、いま香港住民の自由を蹂躙し、台湾、日本の沖縄に伸びてきている。香港の例を見るまでも無く、仮に中共に飲み込まれてしまえば、自由や権利を保障せよと叫んだところで、遠吠えでしかない。だから、日本国民は、尖閣に伸びる中共の触手に危機感を持たなければならないはずだが、メディアがこの事態を軽視し、もしくは報道しない自由を行使するため、その危機を皮膚感覚で感じていない人が多いように思う。

日本の「敵基地攻撃能力」議論に中国政府が牽制 (テレ朝ニュース)

 日本で「敵基地攻撃能力」が注目されていることに対し、中国政府は「専守防衛の約束を真剣に履行するよう促す」と牽制(けんせい)しました。

 「イージスアショア」の計画停止を受けて、日本政府内では敵基地攻撃能力を保有すべきとの考えが浮上しています。これについて中国外務省は「一部の日本人が外部の脅威を誇張し、安全保障政策の限界を破ろうとたくらんでいる」と批判しました。さらに、「日本の軍事動向は常に国際社会やアジアの近隣国の関心事だ」と牽制し、日本独自の防衛構想である専守防衛について「歴史の教訓を真面目にくみ取り、専守防衛の約束を真剣に履行するよう促す」なとど注文を付けました。


 日本がどのような手法で領土、領空、領海を守るかは、日本の問題である。その方針、手法に対し、外国からとやかく言われる筋合いはない。しかし中共の報道官は、その我が国の防衛方針に対して「専守防衛の約束を真剣に履行せよ」と指示しているのだ。これがどれほど異常な発言かは、説明する必要もないだろう。

 中共が我が国に対して「専守防衛を貫け」と言うのは、それは、少なくとも彼らに「先制攻撃」という軍事的優勢が保証されるからであり、逆に言えば、専守防衛を国是とする限り、我が国は常に軍事的劣勢に立たされ続けるのだ。尖閣とて、島に上陸されてから奪還するとなれば、我が国にも相応の軍事的・人的被害が出ることは明らかで、そういう意味で専守防衛とは非常に残酷な防衛体制なのだ。

 日本の安全保障にまで口を出してくる中共。彼らにも焦りはあるのだろうが、同時に、彼らはもう止まることができない。武漢ウイルスを機に、世界中を敵に回した中共は、もう他国と妥協することなど考えないだろう。手を出される前に、専守防衛という国是の転換を図るべきだと考える。


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