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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年06月24日

石破の「首相としての適性NG」を証明する特定野党のラブコール

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 通常国会を終えて会見した安倍総理に、記者から「ポスト安倍」の質問が振られた。総理はこう答えている。

 「『ポスト安倍』というお話でありますが、まだ私の任期1年3カ月残っているわけでありますし。だいたい首相、一時は1年ごとに交代してましたよね。その期間以上まだ残っているわけでありますから、まずは全力を尽くしていきたいと、こう思っています。いわば後継者を育てるどうこうっていう話がございますが、後継者というのは育てるものではなくて、育ってくるものであります。」


 記者は石破、岸田、菅の固有名詞を挙げたが、総理は当然ながら、その誘導尋問には乗らなかった。しかし、「4選」というウルトラCの可能性は皆無ではないものの、総理の総裁任期はあと1年3ヵ月である。当然ながら、これから益々、次期総理と衆院解散のタイミングという話題が頻繁に出て来るだろう。

 マスメディアの「次期首相に相応しいのは誰?」という人気投票では概ねトップを走るのが石破茂だ。石破は18日のテレビ番組で、今年秋との観測が出ている解散総選挙について、「新型コロナウイルスで国民が厳しい辛い状況の中、解散する意味は何を問うかだ。政権のためではなく、国民に判断してもらうものがあるかないかだ」と、解散権を持つ安倍総理を牽制した。つまり、解散する大義が現時点でないというのだ。だが、大義ならいくらでも見つけられるだろう。総理がその気になれば、消費税減税を決断し、それを国民に問うことも可能だ。憲法改正を問うことも、大義になり得る。

 冬になれば、恐らく、武漢ウイルスの第二波が来る。そうすれば、事実上、冬の時期の解散は不可能だ。4月に入ると、総理の任期は半年を切る。夏は今のところ、五輪が控える。確実に勝てるタイミングで勝負をかけ、自民党が勝てば、総理の4選は不可能ではなくなる。任期があるとはいえ、国政選挙に連戦連勝した党代表を降ろす大義が、「降ろそうとする側」に必要になるのだ。

 一方、うだつが上がらない特定野党は、石破にラブコールを送り続ける。

自民・石破氏との連携「理想的」 国民・大塚氏 (時事)

 国民民主党の大塚耕平参院議員会長は22日のBS―TBS番組で、政権交代を実現するため、立憲民主党や日本維新の会など野党内の勢力結集だけでなく、安倍政権と距離を置く自民党の石破茂元幹事長らと組むことが「理想的な形だ」との認識を示した。立憲の福山哲郎幹事長も同番組で、石破氏について「考え方は非常に近い」と語った。


 支持が低迷する政党が、看板を掛け変えることによって党勢を取り戻すというのは、旧民主党の流れを引く今の野党が取ってきた手法である。彼らは党名称を民主党から民進党と変えることによって、旧民主党の負の遺産を振り払おうと試みた。その後できた立憲民主党も国民民主党も、基本的には同じ手法で党勢回復を図った。彼らが看板としての石破を求めるのは、同じような単純な発想から来るものだろう。首相候補に挙げられても、党内で数を形成できない石破にとってもメリットがあると言いたいのだ。

 しかし、反アベの烏合の衆である特定野党に「石破と組むことが理想的」「考えは非常に近い」と言われる事実自体、石破の総理としての適性に、疑問符どころか「NG」を付ける作用しか及ぼさない。比較論で言えば、現在の野党と組みくらいなら、自民党に籍を置き続けることのほうが石破にとってトップを取るチャンスは高い。だから、過去にも書いたように、石破は自民党を出ないだろう。ただ、野党にこういうラブコールを送られるのは、石破がかつて後足で砂をかけるように自民党を出た過去があるからだ。

 こういう人物が次の首相候補ナンバーワンとチヤホヤされること自体、自民党の人材不足を物語る証左ではないか。


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