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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年06月06日

日本は国家と言えるのか ~ 横田滋さんの訃報に接して思うこと

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 昨晩、大変衝撃的な報道に接しました。拉致被害者、横田めぐみさんの父親の滋さんが、昨日午後、亡くなったそうです。享年87歳。無念のままの他界だと思います。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

横田滋さん、早紀江さんご夫妻


 北朝鮮による日本人拉致事件においては、被害者としての象徴的な存在がめぐみさんであり、自ずと、拉致被害者家族の象徴的存在が横田滋さん、早紀江さんご夫妻ということになります。めぐみさんが拉致されたのは1977年。43年も前の事です。当時13歳で中学1年生だっためぐみさんが、下校途中に突然、行方不明に。産経新聞の報道と国会質問によって、めぐみさんの失踪が北朝鮮による拉致だったと判明したのは、それから20年経った1997年です。それ以降、拉致事件は国民の一般常識となったわけですが、それは横田さんご夫妻をはじめとする拉致被害者家族の方々が、身を賭して、文字通りひたむきに、世論へ訴えてこられたからだと思います。

 拉致被害者救出の運動は、今でこそ認知されているものの、その船出は「無視という妨害」に直面するものでした。北朝鮮の国家体制からして、最もパイプや影響力を持つと言われたのは、当時の社民党です。横田さん夫妻をはじめとする被害者家族は、社民党への働きかけを行ったわけですが、当時の代表である土井たか子は、これを無視し、挙句に「拉致事件はなかった」という論文まで発表し、事件を闇に葬ろうとさえしました。

 土井がやったのはそれだけではありません。北朝鮮に拉致された石岡亨さんが手紙を外国人に託し、その手紙がポーランド経由で有本恵子さんの家族の許に届き、有本さんらは国会を訪れ、土井に直に陳情しました。しかし土井がやったのは、その手紙の存在を朝鮮総連に密告した。土井は北に同胞を売ったのです。土井本人は既に鬼籍に入っていますが、これは万死に資すると言ってもいい。「拉致でっち上げ論」に与した福島瑞穂や辻元清美も同罪です。私はこういう政治家を絶対に許すことはできない。

 有本恵子さんの母。嘉代子さんが亡くなった2月、そして昨日の横田滋さんのご逝去。こういう訃報に接する度に、日本はこれでいいのかという思いを新たにします。拉致被害者がいるのに、取り戻せに行けない。平和外交の名のもとに、話し合いという外交と、援助であれ制裁であれ経済という道具しか使えない。相手はそれを知っているから、解決を思いのまま引き延ばすことができる。そしてご家族が被害者の顔を見ることなく、天国へ旅立たれる。

 これで「国家」などと言えるのか。日本国民一人ひとりが、もう一度、よく考えてみるべきです。

 改めて横田滋さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。


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