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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年05月17日

米中冷戦が始まろうとするときに、些末な問題で揉める平和ボケ国会

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 トランプ米大統領が14日、FOXのインタビューに答え、「今は習近平国家主席と話したくない。関係を遮断することもできる」などと述べ、断交をチラつかせて中共を牽制した。私はこれがトランプ氏の本心ではなく、半分は来る大統領選に向けたパフォーマンスだと思っているが、だとしても米国の大統領の発言にはそれ相応の重みがある。ホワイトハウスの報道官も、「トランプ大統領は非常にいらだっている」と発言し、中共の焦りを誘う効果を期待しているかのようだ。

 中共はこのトランプ発言にどう反応したか。なんと、なかばヘタレ気味なのだ。

米大統領の断交示唆にトーン下げ「歩み寄り必要」 (ANN)

 アメリカのトランプ大統領が中国との断交を示唆したことについて、中国政府は「歩み寄りが必要だ」と関係改善を求めました。

 中国外務省報道官:「米中両国は引き続き感染防止で協力を強化して早期にウイルスに勝利し、患者を治療して経済と生産を回復すべきだ。そのためにはアメリカも中国と歩み寄ることが必要だ
 中国外務省は「米中関係の安定した発展は、両国民の根本的な利益で世界の平和と安全にも役立つ」と述べました。そのうえでアメリカに歩み寄りを求めつつ、関係改善の必要性を強調しました。アメリカへの強い姿勢が際立っていた中国側ですが、トーンを少し下げた印象です。トランプ大統領は、中国に対して「すべての関係を断ち切ることができる」と牽制(けんせい)していました。

報道官


 武漢ウイルスの徹底調査と情報の透明性を求めた豪州に対しては、豪州産大麦の輸入に大型関税をかけると、トランプ流の圧力を発表したばかりである。尖閣荒らしでは、日本漁船の違法操業を叫ぶという強気な姿勢。しかし、米国が強硬に出て来るとなると、「歩み寄り」を求め、その強気な態度を封印している。

 評論家の石平氏は中共の反応を見て、このように呟いた。


 チンピラヤックザ国家とは言い得て妙である。中共の対応はその時々で変わるもので、発言にも強弱があるから、一貫してこの歩み寄り路線を貫くとは思えない。だが、中共を敵視しているのは大統領だけではない。議会が総がかりで、中共への実質的な制裁に動いているのだ。

 米議会上院では、台湾が求めているWHO年次総会へのオブザーバー参加を支持し、国務長官に対して参加に向けた戦略の策定を求める法案を全会一致で可決したばかり。加えて、与党共和党の複数の議員が、中共が米国などによる調査に協力せず、明確な説明もしなかった場合、対中制裁を科す権限を大統領に与える「新型コロナウイルス説明責任法案」を共同提出した。中共が求めに応じなかった場合、「中共当局者の資産凍結」、「渡航制限」、「査証の取り消し」、「支那人に対する学生査証の発給停止」「米金融機関による中共企業への融資制限や米証券取引所への上場禁止」など、フルコースだ。

 銃砲をドンパチするばかりが戦争ではない。米中がお互いに関税掛け合戦で始まった経済戦争は、武漢ウイルスによってその度合いを増し、宣戦布告にもつながりかねない米議会の動きも相まって、緊張のレベルが俄かに急上昇している。

 日本の国会はこの最中でも平和ボケが過ぎ、国家公務員の定年延長法案で紛糾中だ。しかし、そんなことにかまけている余裕は日本にはないはずだ。米中冷戦が始まろうとしている。地政学上も、米中の睨み合いの間に立つのが日本なのだ。一分一秒でも早く憲法を改正し、専守防衛などという生ぬるい安全保障基準は捨てるべきだ。


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