FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年05月03日

憲法施行の日 ~ 緊急事態条項に関する議論を深めよ

← 応援クリック、ありがとうございます。

 今日5月3日は、いわゆる憲法記念日である。「いわゆる」をあえて付けたのは、私はこの日を祝う気持ちが更々ないからだ。1948年の今日、明治憲法に代わる新憲法が施行された。しかし、そのGHQが書いた憲法は一字一句変えられることなく、今日に至る。GHQが設定した戦後体制は、いまだに続いているのである。

 平成24年4月、自民党は憲法改正草案をとりまとめた。その時、最も物議をかもしたのが「緊急事態条項」である。簡単に言えば、戦争や内乱、大災害などのが発生した状況下で、内閣が法律と同じ効力を持つ政令を出せる仕組みだ。護憲派がもっとも反応したのが、草案の99条3項だった。

 緊急事態の宣言が発せられた場合には、何人も、法律の定めるところにより、当該宣言に係る事態において国民の生命、身体及び財産を守るために行われる措置に関して発せられる国その他公の機関の指示に従わなければならない。この場合においても、第十四条、第十八条、第十九条、第二十一条その他の基本的人権に関する規定は、最大限に尊重されなければならない。


 草案では、緊急事態宣言は閣議決定を経ることで可能となり、国会の承認は事前、事後を問わないという建てつけだ。護憲派は、宣言が恣意的に出すことが可能で、国会承認は事後でもよいので歯止めが利かないなどと言っていた。何より、国家によって人権が蔑ろにされると喚き散らしていたのは記憶に新しい。木村草太など、朝日系のサイトで「刑事訴訟法の逮捕の要件を変えてしまう「、「裁判所の権限を奪ったりする」などと、荒唐無稽なことを論じていた。

 緊急事態といえば、現下の日本である。武漢ウイルスのの対応は新型インフル特措法をマイナーチェンジしたもので為されているが、この「特別措置」という名のつく法律で、日本は現実から逃避を続けてきた。その結果、国家は統制能力を十分に発揮できず、人々は出歩き、パチンコ屋は休業要請を無視して営業を続けている。そして、「政府の対応が不十分だ」、「対応が遅い」などと殊更批判を展開している人たちの多くは、改正草案に反意を唱え、国家権力の行使を十分に認めようとしなかった左派、護憲派連中である。

辻元清美
イメージ画像(笑)


 先月10日、武漢ウイルスへの対応の最中、自民党の憲法改正推進本部は、有事の際の政府権限を強める緊急事態条項を創設する憲法改正案について協議し、野党にも協議を働きかけた。しかし、野党の連中は、憲法審の幹事懇談会にすら応じず、外野から「便乗だ」などと批判している。彼らには、議論すらする気がない。サボっていさせすれば、憲法改正は阻止できると考えているのだろう。改正反対なのであれば、それを主張すればよいだけの話なのだが、彼らはそれすらしない。税金泥棒との所以は、そこにある。

 安倍総理は、櫻井よしこ氏こ氏らが主催する今日の憲法フォーラムに対し、「緊急事態において国民の命や安全を守るため、国家や国民がどのような役割を果たし、憲法にどう位置付けるかは極めて重く、大切な課題だ」とのメッセージを寄せる予定だという。大いに議論すればいい。現下の武漢ウイルス対応は、憲法の足らざるところを客観的に指摘している。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2020/05/03 07:20 ] 政治 | TB(0) | CM(5)
カレンダー
04 | 2020/05 | 06
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ