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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年03月12日

孫正義の迷惑な「独善」 ~ フルボッコの「100万人にPCR検査無料提供」

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 このところの武漢肺炎の件で、テレビのワイドショーによく出ているらしい上昌広という人物がいる。私は昼間の番組をリアルタイムで観ることができないので、YouTubeなどで確認するだけだが、専門家然として、もっともらしいことを言っているように見える。いわば、にわかの売れっ子だ。

 立憲民主党は、この上昌広を参院予算委公聴会に招聘した。しかし、蓮舫が「政府の専門家会議副座長の尾身先生と医師であり感染症をご専門とする上先生からご意見を伺い、議員からの質疑が行われます 」とツイートしたところ、「上昌広は感染症の専門ではない」というツッコミが連投され、蓮舫は沈黙した。感染症といっても、上昌広の専門は真菌。細菌やウイルスとは全く別物だ。つまり、サッカー選手が野球論を語っているようなものなのだ。

上昌広


 上昌広は、今回の武漢ウイルス問題に関し、PCT検査推奨派のひとりだ。テレビで「PCRの検査件数を抑えることで感染者数を少なく見せかけようとしている」、「PCR検査の拡大を感染研OBが妨害している」などと、陰謀論を吹聴した。これに厚労省がキレて、反論したことは周知のとおりだが、どうもこの御仁、政治的な分野まで発言を広げているあたり、立民党らに招聘されるべくして招聘されたと言ってもよいレベルにあるようだ。


 こんなツイート、まず裏の取りようがないから事実認定が困難で、まさしく言ったもの勝ちである。こういう発言を平気でするということは、前述の陰謀論の裏にも政治的な思惑があると疑って差し支えないだろう。

 さて、上のような人物がPCR検査を推奨するもんだから、余計なお世話をしようとする者が出て来る。その典型例が、あの孫正義だ。


 PCR検査の不確実さは、このイシューが国民的話題になって以来、各方面から指摘されている。医師でジャーナリストの村中璃子氏は、出演したテレビ番組で、「PCRは不安を解決する為にある検査ではない。まず第一に100%の検査ではない。50%~70%までの確率でしか検査出来ない。となると半分から30%の人は感染者なのに陰性と言われ安心して家に帰り家庭や会社で広げてしまう」と警鐘を鳴らした。その他、あのお騒がせ男の岩田健太郎も、同じ趣旨の発言をしている。

 上昌広は南鮮やイタリアの武漢ウイルス対応を礼賛していた。しかし、その両国が出した結果は、ウイルス蔓延でうなぎ上りの感染者を出し、高齢者を見捨てるまでに発展した医療崩壊である。日本が両国と同じ手法を取れば、日本の医療は確実に崩壊する。

 池田信夫氏はアゴラでこう書いている

孫正義氏の「100万人無償PCR検査」提案は医療を崩壊させる (アゴラ)

初期に「ダイヤモンド・プリンセス」で多くの患者が出た日本がコロナをコントロールできたのは、厚労省が重症患者を中心に検査する方針を貫いてきたからだ。韓国やイタリアの後を追う孫氏の提案は、日本の医療を大混乱に陥れ、死者を増やすだけである。(抜粋)


 要するに、孫正義の思い込みの善意は「独善」であり、救いようのない悪手なのだ。

 孫は、あまりの批判の多さに「検査したくても検査してもらえない人が多数いると聞いて発案したけど、評判悪いから、やめようかなぁ。。。」とボヤいた。経営者として優秀かどうかは知らないが、リサーチ不足、シナリオの検証不足は明白で、思わず「小学生かよ」というセリフとともに、ため息がでるようなボヤキだ。社会に迷惑をかけるくらいなら、じっとしておいてもらいたい。


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