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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年02月16日

新型肺炎対応のための「大連立構想」は、安倍政権打倒が目的の悪手だ

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 横浜で2月27日から 開催される予定だった、年に1度のカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+ 2020」の中止が決定した。公式アナウンスによれば、新型コロナウイルスへの有効な治療薬や対処法の先行きが見通せない中、来場者および出展関係者の健康や安全面などを第一に考えた結果だという。私個人も訪問予定だったイベントで残念だが、この判断は致し方ないだろう。新商品の発表を含め、恰好のPRの場を断念したカメラメーカーおよび業界の人たちが判断したのだから、彼らとて断腸の思いなのだと思う。

 そんな中、今日16日、立憲民主党主催の「立憲フェス」が高田馬場で開催予定だ。あの津田大介もゲスト参加するようである。このイベント、党の公式サイトを見る限り、いまのところ中止するような告知はない。「入口や各所にアルコール消毒液をご用意するけど、マスクは各自で用意しろ。来る人はこまめな手洗い・うがい・消毒をやれ」ということだけは載っている。さすが、東日本大震災で危機管理能力の無さを、これでもかと見せつけた民主党の残党だけのことはある。仮に私が立民党支持者であっても、怖くて行けない。

立憲フェス2020


 その新型コロナウイルスで国内初の死者が出て、感染経路が不明な感染者が確認されたことを受け、弁護士で元検事の郷原信郎が、アゴラ言論プラットフォームで「安倍内閣は総辞職せよ」「新型肺炎危機対応のため」に「超党派で大連立内閣を組め」と説いている。郷原は、この事案に対する政府の対応を「あまりに拙劣」と断言し、その「根本的な原因」は「7年以上も続いた安倍政権下において、官僚の世界が強大な政治権力に支配され」、「自己保身のための忖度」「都合の悪いことは隠蔽」するような緊張感のなさが、「官僚組織の無能化」を招いたと説いている。要するに、官僚は無能であり、その無能さの原因は安倍政権にあるというのだ。そして郷原は、安倍内閣にこう三行半をたたきつける。

最大の問題は、これまでの安倍内閣は、政権の維持・責任の回避を最優先し、問題の根本に目を向けようとして来なかったということだ。今回は、何より国民の生命が最優先されるべきだが、果たして安倍内閣にそれが行えるのか。全く期待できない。

このような状況において、国民の生命を守る方法は、「安倍内閣総辞職」しかあり得ない。そして、この危機的な状況を突破するための超党派の「大連立内閣」を作ることだ。危機的な状況を脱したら、再び内閣総辞職し、総選挙によって、新たな国会の下で政権を組織すればよい。

「内閣総辞職」によって、国会でのこれまでの安倍内閣の失態や失政に対する論戦には一気に終止符が打たれ、国会での論戦を、危機対応のための重要な議論の方に向けることができる。そして、もともと有能であるはずの日本の官僚組織も、安倍政権による「責任回避」の呪縛から逃れ、国民の生命を守るために、自ら考え、主体的かつ積極的な行動を起こすことも期待できる。


 さて、大連立とは自民とどこの連立なのだろうか。話の趣旨からいえば、立民、民民、さらに、この2党と合流を意思決定している社民も含まれるのだろう。ひょっとしたら共産党も入れという趣旨なのかもしれない。考えるだけでおぞましい。

 大連立は、総論として、与野党の政争をいったん休止し、国家の最優先課題に共に取り組む枠組みとしてはあり得る。東日本大震災の直後も、そういうアイディアが会ったように記憶している。しかし、政争は休止させられたとしても、それが危機対応に有効かといえば、そうとは限らない。

 そもそも、震災時の民主党政権は、どうみても統治能力、危機対応に対する能力に欠けていた。そこに、長く政権を担当し、官僚組織の動かし方にも、地方との連携にも知見があった自民党などを、政権の一翼として加えることには意味があったと思う。だが、立場が変わったいま、野に在る無能な民主党の残党を政権に加えることに、全く意味も効果もないだろう。船頭が増えるだけで、組織が重くなる。まして、アピールしか頭にない特定野党は、危機対応もPRに使うだろう。

 安倍内閣の現在進行中の危機対応は、私も決して満足していない。対中共への過剰な配慮と思われる対応を含め、甘いと思う。しかし、進行中のウイルス感染の拡大が、「安倍内閣に忖度した官僚組織が無能化したため」という分析は、あまりに短絡的だろう。第一、特定野党から「桜を見る会」をはじめとする政権批判を取り上げたら、彼らは酸欠で窒息死するだけだ。特定野党の体質は、いわゆる慰安婦や戦時出稼ぎ労働者問題を必要とする南鮮民族のそれと、変わりないのだ。

 新型コロナウイルスの対応を批判するのは勝手だ。しかし、その批判を政権打倒のために使うのであれば、それこそ国難をもっと深刻化させる悪手であると言わざるを得ない。


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