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自分のことを棚に上げて他者を批判するのは、本来、軽蔑される行為だ。しかし、そういう感覚すらない人もいるようだ。井戸端会議でやるならまだマシだ。しかし、国民の税金を使い、国民の財産である電波を使って批判を広めるとなれば、それは厳しく問われなければならない。
倒閣野党は昨年来、「桜を見る会」問題に喰いつき、離れない。それが、倒閣運動の恰好の材料だと勘違いしているからだが、彼等の勘違いは今に始まったことではない。推論と憶測と彼ら自身の願望で構成される批判は、必ずしも事実の追及を意味しない。事実の追及に優先されるのは、マスゴミと一体化した安倍政権に対するネガキャンだ。しかし、森友問題における野田中央公園疑惑と同様に、「桜を見る会」でも彼らの脛にある傷が表面化した。
左派野党「桜を見る会」追及も…民主党時代の募集の証拠入手! 菅政権時のメール文書 滝実氏「政権を取りたいならば、正攻法で堂々たる論を」 (zakzak)
立憲民主党や共産党などの左派野党は、中国発の新型肺炎の感染拡大が止まらない緊急事態でも、国会論戦で首相主催の「桜を見る会」を追及している。安倍晋三首相が同会を「政治利用した」という批判だ。夕刊フジはこうしたなか、民主党政権時代に同党が所属議員に招待者名簿の提出を求めた文書のコピーを入手した。酷似した構図が浮かび上がった。
入手したのは、菅直人政権時の2011(平成23)年2月18日、当時の滝実(たき・まこと)総務委員長名で、民主党所属の国会議員に送られたメールの文書だ。
「『桜を見る会』へのご招待名簿の提出について」と題し、「今回は、菅総理大臣の下での『桜を見る会』となります。そこに、後援者の方等をご夫妻でご招待いただく絶好の機会になります」と記されていた。
招待者の資格については、「後援者の方や支援団体の幹部の方などをご記入ください」「招待は原則としてご夫妻単位です」などとあった。(以下略)

夕刊フジのスクープ記事である。民主党政権当時の「桜を見る会」でも、選挙功労者や地元後援会などを招待していた事実は、旧民主党の長尾敬議員らによって明らかにされている。しかし、物証を伴うものはこれが初めてだろう。
特定野党の安倍政権下の「桜を見る会」批判は、主にふたつの点に立脚している。そのひとつは、公文書管理問題である。会の招待客名簿が、個人情報保護を理由に公開されず、記録が抹消されている点だ。公開を要求すること自体には首をかしげたくなるが、公文書管理に対する批判には一理ある。もうひとつ、そして最大の批判は、「会の私物化」という論点だ。夕刊フジが指摘する通り、特定野党は「桜を見る会は、各界で功績・功労のあった方々を招待して慰労する会だが、安倍首相の後援会や支援者が多数呼ばれている。政治利用だ」と主張している。
しかし、民主党執行部から所属議員に対し、「後援者の方等をご夫妻でご招待いただく絶好の機会になります」と記されている以上、少なくとも旧民主党議員が安倍政権を批判することはできない。旧民主党の内部文書が「後援者の招待」を明記しているということは、「桜を見る会」というのはも“ともとその類の催し”であるという証左であり、安倍政権になって突然現れた新事実でもないのだ。
この文書の発信者である、当時の民主党総務委員長の滝実氏は、「この文書は本物で間違いない。立憲民主党などが、この件で政権を追及するのは止めた方がいい。枝野幸男代表らがもう一度、政権を取りたいならば、正攻法で堂々たる論を張ってほしい」と語ったそうだが、枝野と立民党に「もう一度、政権を」などという実現性のあるビジョンなどないだろう。批判だけを生業にしている万年野党としての姿は、昔の社会党と同じだ。社会党には政権を獲る構想などなかった。立民や民民も同じだ。
もう、国民の血税を「桜を見る会」問題に費やすのは止めてもらいたいと、心底思う。
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