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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年01月28日

立民党のご都合主義 ~ 国政では倒閣、地方では自民と協力

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 通常国会が始まったが、人々の耳目は新型コロナウイルスに集中し、国会の話題は一向に注目されない。国会召集前、特定野党は「桜を見る会」と「IR汚職」で政権を追及すると息巻いていたが、拍子抜けをしているに違いない。民民玉木が衆院の代表質問で夫婦別姓の導入を訴える中、与党側の議員から「それなら結婚しなくていい」との趣旨のヤジが飛んだことを、野党や守旧メディアが殊更問題視しているようだが、エサに食らいついたところで国民は踊らない。特定野党にとって、アピールのしどころが定まらない状況が続くのは耐え難いだろう。

 いま、京都では市長選の真っ最中だ。1月19日に告示され、2月2日に投票日を迎える選挙だが、現職の門川大作氏を、市議出身の若手、村山祥栄と、共産とれいわが推薦する元京都弁護士会副会長の福山和人氏が追う展開になっているようだ。福山氏の場合は共産党とれいわという極左2党が推す分かり易い展開だが、奇怪なのは門川大作陣営だ。自民、公明という与党が推薦するのだが、その推薦のなかに立民、民民、社民各党の京都府連がついている。

 この市長選で最も注目を集めているのは、各候補者よりも、メディアに掲載された門川氏の応援広告だろう。広告には大きく、「大切な京都に共産党の市長は「NO」」と書かれているのである。

門川大作応援広告


 周知のとおり、国政レベルにおいては、立民と共産党は共闘関係にある。合流はないが、選挙協力には積極的で、野党共闘は既定路線となっている。ところが、ことが京都市長選になると、自民党と協力して門川氏を支援するという大矛盾を起こす。

 京都を地場にする立民議員といえば、あの陳さんである。当然ながら、立民幹事長を務める陳さんには、会見で京都市長選に関する質問が飛ぶ。「国会で野党が一致して「桜を見る会」の問題で安倍政権を追及し、大きなうねりができているなか、自公政権と向き合おうとしているのか本気度が問われるのではないか」という質問に対する陳さんの回答がこれだ。

 「桜を見る会」の問題については、政治の公私混同で安倍政権の本質が凝縮されていると考え、引き続き追及を続け通常国会に向けて準備を進めていきたい。
 4期目となる現職の門川市長を初めに出馬要請したのが当時の民主党だった。京都市で進めているプロジェクト等については立憲民主党の議員も一緒になって進めている。現場の市会議員ら会派の要請もあるなか、府連として推薦を決めた。国会で野党共闘しているなかで野党共闘としての候補者を立てて戦うべきではないかという議論があることも承知をしている。そのことについては一定の理解はするが、地域の政治、首長選挙はそれぞれ事情がある。


 こういうのを「ご都合主義」という。この大矛盾を気遣った府連側は、陳さんに、立民党京都府連会長の職を辞すことを勧め、陳さんは会長を辞職した。しかし、そのことが、自民党と協力した市長選を正当化するわけではないだろう。

 あの有田芳生センセーは、Twitterで、「衆院選で共産党の票は欲しい、それ以外は地方の自由では信頼を失う」と、珍しく正論を吐いた。立民党はもともと信頼がある政党ではないから政党支持率が低いのだから、「もともとない信頼をマイナスにする」と書くのが妥当だろうが、有田センセーが指摘し、批判するのもご都合主義である。もっとも、過去に共産党から除籍処分を喰らった有田センセーが、共産党の支持する候補を推すのも「なんだかなー」である。

 結局、特定野党には、政党にあるべき一本の揺るがない筋がないのである。あるのはご都合主義だけだ。そんな連中が政権打倒を訴えたところで、国民に響くわけがないのだ。


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