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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年01月14日

有権者に見透かされる野党の野合、上昇する内閣支持率

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 12日、新宿で、「新宿占拠0112(Occupy Shinjuku 0112)」というデモが開催された。

Occupy Shinjuku 0112


 このデモの主催者サイトを確認しに行ってみたが、代表者や賛同者の名前が一切記載されていない、薄気味の悪い勧誘だ。もっとも、画像にある通り、デモには福島瑞穂や共産党の吉良よし子、タレントの室井佑月などお馴染みの顔が見えるあたり、いつもの「アチラ側」の人々が名前を変えた(もしくは隠した)だけなのかもしれない。「ウソつきは安倍晋三の始まり!」などと書いた横断幕らしきものを携え、楽しそうに歩いている様子が記録されている。参加者は主催者発表で3000人。主催者発表は“盛った数字”が発表されることが多く、実際はもう少し少ないだろう。これでは「占拠」は無理だ。

 そんなデモが敢行されれている同じタイミングで、報道各社の世論調査が発表されている。共同通信の世論調査によれば、安倍内閣の支持率は、前回調査から6.6ポイントも上げ、49.3%。不支持は逆に6.3ポイント下げ、36.7%だったという。TBSの調査では、内閣支持率が3.0ポイント増の52.1%で、不支持が3.0ポイント減の44.7%。数字に差はあるけれど、傾向は同じだ。産経・FNNの調査では支持率は前回から1.4増の44.6%と横這いだった。

 現時点で、安倍内閣には好材料はほとんどなく、むしろ、悪い材料ばかりが流布されている。桜を見る会に関する報道では、マスメディアは総じて批判的だ。IR汚職では与党側の国会議員からの逮捕者が出て、中共による自民党への浸透という深刻な事態が露呈し始めた。野党は通常国会開幕を目前にし、新たなネタを得て、鼻息は荒い。実際、産経・FNNの調査での支持率下落は、それらの悪材料が影響した結果だろう。

 しかし、そんな中でも内閣支持率は上昇した。理由は特定野党の連中の迷走、不甲斐なさだろう。東京新聞は、共同通信の調査結果をこう伝えている。

 衆院議員の任期は二一年十月まで。望ましい衆院解散・総選挙の時期については「東京五輪・パラリンピックの後」がトップで46・1%、「来年以降」が36・1%で続いた。立憲民主、国民民主両党の合流協議を巡り、合併に「期待しない」は69・3%で「期待する」の22・8%を大きく離した。


 産経はこうだ。

 立憲民主、国民民主、社民の野党3党に合流を目指す動きがあることを踏まえ、野党の望ましいあり方を聞いたところ、「3党それぞれが独立の政党として協力」が43・5%で最も多く、「3党の合流」は24・1%にとどまった。3党が目指す合流に「大義があると思うか」との質問に「思う」の回答は26・4%で、「思わない」が54・1%を占めた。



 共同と産経・FNNでは質問の内容が違うが、内閣支持率とは異なり、出てきた結果はほぼ同じだ。野党の合流に世論の期待感はなく、「大義もない」と、野合であることを見透かされているのだ。政権を獲って大失敗し、国民の期待を裏切り、下野してからは内部闘争で無意味に分裂と合流を繰り返す彼らに対し、国民は自分たちのために政治をやっている実感を持てないのだろう。ひと昔前であれば、世論はメディアの印象報道に引きずられ、内閣支持率は地を這い、特定野党の支持率は急上昇していたかもしれない。しかし、今は状況が違うのだ。

 野党の連中にはせいぜい内紛でも続けてもらって、暇になったらデモでもしておいてもらえばいい。彼らに政治遂行能力はないのだから、期待すること自体が無駄なのだ。


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