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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2020年01月04日

通常国会はIR政局で大荒れ必至 ~ 政権に求められるのはダメージコントロールだ

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 穏やかな年末年始を騒がせた人物として、昨日はカルロス・ゴーンの事を書いたが、もうひとつのお騒がせは、逮捕された秋元司議員を巡る、支那企業の不正献金に関するの一件だ。IR事業参入を目指していたこの企業について、続報が出た。同企業が金を配ったとする、秋元議員以外の5名の実名が報道された。

「衆院5議員側に500万円」…IR汚職 中国企業側がメモ (読売)

 カジノを中核とした日本の統合型リゾート(IR)事業で、内閥府のIR担当副大臣だった秋元司・衆院議員(48)(収賄容疑で逮捕)に現金300万円渡したとされる中国企業側が、別の5人の衆院議員側にも100万円ずつを提供したとするメモを作成していたことが関係者の話でわかった。メモを入手した東京地検特捜部は昨年末に5人を任意で事情聴取し、複数の議員が受領を認めたという。

地検聴取、複数が受領認める

 中国企業「500.com」側が2017年1月下旬に約2250万円を香港から日本に持ち込み、秋元容疑者と議員5人らへの資金提供に充てた疑いのあることも判明した。関係者によると、メモに記載されていたのは、秋元容疑者のほか、▽中村拓之氏(58)(自民、北海道4区)▽岩屋毅氏(62)(同、大分3区)▽船橋利実氏(59)(同、比例北海道)▽下地幹郎氏(58)(維新、比例九州)▽宮崎政久氏(54)(自民、同)の5人。
 「500」社は当時、北海道と沖縄県でIR参入を目指しており、中村、船橋両氏は北海道を、下地。宮崎両氏は沖縄をそれぞれ地盤とする。また、IRを推進する超党派の議員連盟(IR議連)の18年の名簿では、前防衛相の岩屋氏と下地、中村両氏は議連幹部で、宮畸氏は現在、法務政務官を務める。
 メモは「500」社側の電子機器に保存されており。「500」社側は特捜部の調べに対し、「5人の議員側に100万円ずつ提供した」と供述しているという。
 資金提供の実行役となったのは、「500」社元顧問の紺野昌彦(48)と仲里勝憲(47)両容疑者(贈賄容疑で逮捕)とされる。衆院が解散した17年9月28日、秋元容疑者に「陣中見舞い」名目で現金300万円を渡した後、5人の議員側にも同じ名目で100万円ずつを提供した疑いがある。
 特捜郎の事情聴取に対し、複数の議員が受領を認めたが、「500」社側は、宮崎氏について「秘書に渡した」と説明。本人は受領していない可能性がある。岩屋氏も中村氏を通じた資金提供だったとされ、「500」社側からの資金と認識していない可能性がある。
 読売新聞は昨年12月27日以降、議員側に資金提供の有無などを質問した。中村、船橋、宮崎、下地の4氏側は資金提供を否定し、岩屋氏は「何も申し上げることはない」としている。

500com-ir.jpg


 目下のところ、秋元議員は容疑者であり、本人は逮捕後も容疑を否認しているということから、罪状は確定していない。地検も、現職の国会議員を収賄容疑で逮捕するという荒業に出た以上、容疑に確信を持っているのだろうが、現時点では容疑者であって、罪人ではない。だが、具体的に支那企業側から証拠が出た以上、犯罪の色がかなり濃くなったことは否定しがたい。今回、5名の実名が報道されたのは、デジタルデータが発掘されたことによる。デジタルデータは、通常、履歴を残すから、“嵌める”目的があって作成されたものであるかないかは容易に確認できる。

 100万円という金額は、支那国内の汚職や賄賂からすれば「はした金」の部類に入るだろう。しかし、ことは金額の問題ではない。支那企業が日本の国会議員に賄賂を使って浸透を企て、便宜を図ってもらうことを見返りとして期待したという事実は、それだけでも深刻な問題である。しかも、その対象が主に与党議員であり、IR議連という属性を持つ場合、利益誘導の有無が疑われても致し方ない。たかが100万円、されど100万円なのだ。

 通常国会は大荒れになるだろう。政府与党のスキャンダルに飢えている野党の連中は、ここぞとばかりに攻勢をかけて来るだろう。特定野党の日程闘争に、新たな「追及ネタ」が降って湧いたわけで、彼等と次期総理を目指す石破茂に、新たな水と酸素が提供されたかたちだ。重要法案を含む議論は遅延する。もちろん、野党が死んでも阻止したい憲法改正も含まれる。

 1月度の各社世論調査が注目だが、政権と与党の支持率には少なからず影響が出るはずだ。メディアは間違いなく、「長期政権の緩み」「驕り」などと、倒閣を煽る。政権の危機管理能力が求められる。現時点では疑惑の域を出ないが、もし疑惑が確信に変わるタイミングが来れば、これら議員をバッサリ切るくらいのことは決断してもらいたい。政権にはダメージが付きまとう。重要なのはダメージコントロールだろう。


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