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朝鮮総連のお友達としても知られる、立憲民主党の初鹿明博が、タクシー車内で知人女性にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ容疑で書類送検されたそうだ。初鹿の女性がらみのスキャンダルは、表立った件に限ってもこれで2度目だ。2016年、女性をラブホテルに連れ込もうとしたことを週刊新潮にすっぱ抜かれ、当時務めていた民進党の青年部長を辞任している。新潮の記者に取材を受けた際、「ホテル行こうって、相手もいいって言ったからね」「みんな奥さん以外に、はけ口を求めていると思うよ」などということを語っていたそうだから、今回の「強制わいせつではない」という彼の主張に、何の説得力もない。
同党の陳幹事長は、「嫌疑を持たれたことは甚だ遺憾で、おわび申し上げたい」、「本人は捜査当局に全面的に協力する意向を示しており、党として捜査当局の判断を見守りたい」とコメントを発表したそうだが、「桜を見る会」の追及に超党派の本部を立ち上げたくらいだから、自分のところの所属議員の下半身スキャンダルについても、「見守る」だけでなく、追及チームでも立ち上げて欲しいものだ。

その立憲民主党が呼びかけた、特定野党の結集だが、世論は冷ややかな目で見ているようだ。パヨクが「安倍政権の支持率が落ちた!」と騒いでいた産経・FNNの合同世論調査の興味深い調査結果だ。
【産経・FNN合同世論調査】野党3党に政権…15・2% 内紛繰り返した旧民主の記憶 (産経)
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、立憲民主党が国民民主党と社民党に呼びかけている旧民主党勢力中心の政党合流について尋ねたところ、「政権を任せたい」と答えたのは15・2%だった。内紛を繰り広げて政治に混乱を招いた旧民主の記憶はなお鮮明のようだ。野党連合政権を提案する共産党や、消費税対応などで立民と一線を画するれいわ新選組の支持層でも賛意は広がらなかった。
「政権を任せたい」と答えた支持層は立民が58・2%、国民が54・2%、社民が52・1%でいずれも過半数を占めた。一方、共産は34・5%、れいわは33・2%にとどまり、無党派層に至っては13・8%と低調だった。(以下、略)

自民党の党内政局でも内紛らしきものがあるが、自民党は下野の教訓を活かし、最終的には党の決定に従うという大人の対応を取れる政党になった。党内政局の目下の中心人物といえば石破茂だが、メディアが面白おかしく報じているだけで、石破に党内の政局を動かせる力はないだろう。自民党はまだまとまっている方だが、記事が伝える通り、旧民主の歴史は内紛と分裂の歴史でもある。
調査で、野党は合流した方がいいという意見と、そうは思わないという意見が拮抗しているようだが、合流してもしなくても、彼らに政権運営を期待する声は15%と、極めて限定的だ。政権を取ろうとする政治家は、「日本をこんな国にしたい」、「国民の生活をこうやってよくしたい」という夢を語るものだが、彼等が語るのは政権批判と週刊誌ばりの疑惑追及で、政治などまったくやっていないに等しいのだから、期待すべきポイントが示されてすらいないのだ。15%という数字は、そういう文脈で捉えれば、「取り過ぎた数字」とさえ言えるだろう。
初鹿の下半身スキャンダルも政党として恥ずかしい事案だが、この「政権を任せたい」と答えた人が15%しかいないという事実の方が、政党にとってはもっとショッキングであるはずだ。今の政治は、無党派層を支持に加えることが極めて重要だが、無党派層で期待感を示したのはたったの13.8%だ。つまり、固定客以外の層をほとんど捉えていない。こうなったら、野党としてはじり貧だ。
反面、安倍総理は、こういう野党の体たらくに助けられていることを、肝に銘じるべきだ。野党の政局に振り回されっぱなしの政権運営では、やがて指導力に疑問符がつき始める。習近平を国賓で迎えるなどという、総理の支持層には歓迎されない判断も、支持を減らす要因となり得る。野党の敵失に甘えることなく、政権を運営して欲しいものだ。
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