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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年12月10日

政権の足を引っ張るだけの石破を、自民党のコアな支持者が推すわけがない

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 ニューズウィーク日本版が、ロイターの企業調査について伝えている。

12月ロイター企業調査によると、安倍晋三首相の在職について、任期満了まで続けることが望ましいとの回答が6割を占めた。ただ、任期を終える前の退陣を求める声も4分の1あった。次の首相に望ましい人物としては、7月調査で他を圧倒した安倍氏を挙げる声は半減、石破茂氏がわずかながら安倍氏を上回る結果となり、安定政権を支持してきた企業の意識に変化がみられた。前回人気の高かった小泉進次郎氏も大きく後退した。(以下略)


 次期総理に望ましい人物として、前回10%だった石破への支持は17%となり、安倍総理の16%を上回ったと報じている。ちなみに小泉進次郎は、前回調査の7月から10ポイント落として11%だったそうだ。

 しかし、企業調査というものにいったい何の意味があるのか。有権者への調査ならまだしも、企業が次期総理を選ぶわけではない。自民党総裁は自民党員と国会議員が選ぶのであって、企業に尋ねたところで導き出される答えがあるとは思えない。記事を書いている記者は中川泉。ネット界隈では胡散臭いと噂の人物だ。

 その石破茂は、最近も極めて饒舌のようだ。安倍政権に批判的なことを方々で言っているが、その発言が守旧メディアに採り上げられ、露出が徐々に多くなってきている印象だ。石破派の会合での発言をふたつ拾ってみる。

「検証しないと、戦争また起こる危険性」 自民・石破氏 (朝日新聞)

 11月29日に中曽根康弘先生(元首相)が逝去された。「風見鶏」と言われたが軸はぶれない。そのときの権力を取るために色んな方向は向くが、憲法改正、日米同盟観は揺らぐことがなかった。くしくも田中角栄先生(元首相)と同じ年齢。角栄先生がご存命中に、「実際に戦争を知っているやつがいるうちは日本は安心だ。戦争を知らない世代がこの国の中核になったときが怖い。だからよく勉強してもらわないといけない」と(言った)。そういう時代に入ってきたんだと思う。なぜあんな戦争になったか。なぜあんな犠牲が出たのか。なぜ途中でやめることができなかったのか。きちんと検証しないと、もう一度同じことが起こる危険性が非常に高い。(5日、派閥例会のあいさつで)


 ネット界隈にも勇ましい発言をする人がいるし、拙ブログでもたまにそういう人がコメント欄に出没する。しかし、戦争を是とする人は、戦争を知らない世代であっても圧倒的に少ない。そもそも、戦争をする理由がない。中共はその野心を主に海であからさまに示しているが、日本に危機感は薄く、相変わらずの在日米軍頼みのままだ。北方領土を戦争で取り返すしかないと発言した元維新の丸山議員は、バッシングに遭い、党を追われた。竹島を戦争で奪い返せなどという人はほとんどいない。「同じこと(戦争)が起こる可能性が非常に高い」という発言に、根拠はない。

石破茂


石破氏「コアな支持者は怒っている」安倍政権を間接的に批判 (産経)

 自民党の石破茂元幹事長は9日、石破派(水月会)の会合で、安倍晋三首相の政権運営に対する地元・鳥取の支持者の批判の声を紹介して「自民党のコアな支持者が怒っている。第1次安倍政権や麻生太郎政権の時と(世論の)感じがやや似ている」と語った。

 その後、記者団に「あの頃(=第1次安倍政権や麻生政権)も閣僚がひと月ごとに辞めていくなど政策の中身以前の問題で、政権の光景がひどい感じだった」と振り返った。その上で「党内で『自民党、これではダメじゃないか』という人が出てほしいというのが世の中の声だ」と強調したが、自身の具体的な関与の仕方には言及しなかった。


 「党内で『自民党、これではダメじゃないか』という人が出てほしいというのが世の中の声だ」と言うが、地元支持者の声をさも国民の総意のように言うのは、意図的なミスリードである。自民党も安倍総理も、完璧ではない。私もコメント欄で「安倍信者」などと罵倒されることがあるが、安倍総理にも批判すべき点はあり、消費増税や対中外交などについての批判は書いてきている。だが、もし「『自民党、これではダメじゃないか』という人が出てほしい」と有権者が思っているのであれば、安倍内閣の支持率は50%近くで推移することはない。「第1次安倍政権や麻生太郎政権の時と(世論の)感じがやや似ている」ならば、支持率は高くて30%台だろう。石破の言っていることは出鱈目に近い。

 むしろ、自民党のコアな支持層が怒っているのは、安倍総理ではなく石破に対してだろう。次期総理への意欲が強いあまり、支えるべき政権の足を引っ張る言動が目立ち、敵に塩を送り続ける様は、とても自民党支持者の共感を得るものではない。自民党支持者は、時の政権が弱体化するとき、政権を支えるのではなく「降ろす側」に向かう議員をよく記憶している。麻生総理の退陣のときなど、その醜態が最も際立った。そのとき、閣内に在りながら麻生降ろしに加担した石破の姿を、コアな支持層は忘れない。

 石破が次期総裁になりそうな形勢になったら、私は自民党に入党し、他のベターな候補に票を投じようと思う。


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