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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年12月09日

選挙互助会の本能 ~ 民民党中堅・若手議員、執行部に立民への抱きつき要求

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 一昨日、ブログで取り上げた「悪夢の民主党」の復活事案。拙ブログでは、「民民は、今の政党支持率なら、まともに選挙を戦えないから、難航しても結局は合流」と指摘した。この既定路線に変更なしと思うものの、合流劇は想像以上に難航するかもしれない。立民が民民の足元をしっかり見ている。見透かしていると言った方がよいかもしれない。

政党合流「政策貫く」と枝野氏 立憲民主、国民民主と協議否定(共同)

 立憲民主党の枝野幸男代表は8日、国民民主党などに提案した政党合流を巡り、国民側が求めている政策協議に否定的な考えを示した。京都市での党会合で「これまで訴えてきた理念、政策を貫きながら、次の総選挙で政権を変える決意だ」と述べた。

枝野


 原発政策などに違いがあり、国民の玉木雄一郎代表は6日の党首会談で政策協議を求めた。枝野氏は会合後、記者団に「立民は立民として戦う。それと共に戦っていただきたいということだ」と強調した。

 7月の参院選で立民と戦った国民の参院側に合流への慎重論があることに関しては「国民内部の問題だ」として、国民の党内論議を見守る考えを示した。


 民民党の玉木は、基本原則を「対等な合併」で、合併以前に「政策協議を」と言っている。玉木は、立民の原発政策、憲法観がリベラル過ぎるとし、政策面の接点を見つけようとしている。これは合流の原則論としては当然の主張だ。しかし、まともなことよりも「力」が優先されるのが政界の常だ。枝野の頭の中には「対等合併」など欠片もないようで、「立民は立民として戦う」と言い、「それと共に戦っていただきたい」と言う。要するに、「立憲民主党の姿かたちは全く崩すつもりはない。他から合流したいのであれば、立民が決めたベースに従え」と言っているのと同じだ。

 民民党の幹事長、平野が5日、同党所属の中堅・若手の衆院議員17人と党本部で面会し、立民との合流について意見交換したが、中堅・若手からは「スピード感を持ってやってほしい」と年内合流を求める意見が相次ぎ、「大きな塊になるべきだ。合流後の党名や政策をどうするかがあるが、まずは立憲と協議のテーブルについてほしい」などという意見を聴取したという。民民の衆院議員は38人いるが、過半数の20人が年内合流を訴えたそうだ。拙ブログで指摘した通り、彼らは選挙を戦う自信がないのだ。民民党ではなく無所属だが、ポスターに立憲民主党と書き、その横に目立たないように「会派」と載せた詐欺師あたりも、この展開に期待しているだろう。

 かねてより拙ブログでも指摘しているが、旧民主党というのは選挙互助会組織のようなものだ。彼らにあるのは政治ではなく、いかにバッジを付けるか、バッジを守るかなのだ。選挙を戦えないとなれば、風見鶏のように、恥知らずの離合集散を是とする。今回も、その行動様式に変化はないだろう。支持率0.2%の政党より、3.1%の政党(時事通信、11月調査)に鞍替えしたほうが有利なのだ。すべて損得勘定である。

 合流後、民民党の連中には冷や飯が待っている。それでも立民に抱きつきたいのなら、勝手にするがよい。掃除するゴミがひと固まりになったほうが都合が良いかもしれない。


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