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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年12月08日

黙殺される「森ゆうこ懲罰請願」 ~ 参院は「談合の府」になるな

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 国会は9日(月)に会期末を迎える。特定野党の連中は、内閣不信任案の提出を検討しているようだが、くだらない問題を殊更「国家の一大事」のように騒ぎ、憲法審査会などの不都合な議論はボイコットし、最後っ屁のように内閣不信任案を出すなら、彼らは議員たる資格はない。憲法審査会は、衆院での開催は僅か3回で、参院は、林芳正会長を選任した3分間のみだったという。産経新聞が社説で、「このような体たらくで、与野党の議員はよく恥ずかしげもなく国会内を歩いているものだ」と痛烈に批判しているが、特に野党の連中には恥という概念すらないのだと思われる。

 議論すべきことは、憲法だけではない。このところ経済指数が軒並み悪化を示しているなかで、消費増税が悪化させた景気対策が十分に議論された形跡はない。自衛隊の海外派遣に関する議論もほとんどなかった。日米貿易協定は承認されたものの、特に野党の抵抗もなく、与党議員が通過の「すんなり」具合に驚いたほどだという。企業で言うなら、社員が本業を蔑ろにし、社外のアルバイトに精を出しているようなものだ。そういう社員の行いが会社に対する背信行為であるなら、国会議員のこの有様は国民に対する背信行為だ。

 マスメディアには「報道しない自由」があると言われる。これを永田町に当てはめれば、「国会議員には議論しない自由がある」ということになるのだろう。「桜を見る会」の議論に全エネルギーを注ぎ、その他はどうでも良いという態度が、まさにこれだ。この国会では、その「桜を見る会」騒動の陰で有耶無耶にされそうな政治テーマがある。原英史ら有志が提出した、森ゆうこに対する懲罰請願だ。

 この請願を託された参院は、6日に議院運営委員会の理事会を開催したが、請願に賛成したのは維新のみで、立民、国民、社民、共産の特定野党4党は「議員の身分に関わる」として反対を表明。自民・公明は「引き続き検討」として明確な意思表示を避けたそうだ。国会会期末をにらみ、時間切れを狙ったものだと思われる。自民党では塩崎恭久が「「規制改革」を妨げる、国会議員の不当な言動を許してはならない。」というブログをアップし、「自民党として、この請願の採択と懲罰実現に向け、最大限取り組むべきだ」と主張しているが、どうも党本部は請願を黙殺したいようだ。

森ゆうこ


 原氏は、「この請願が葬り去られるならば、国会で民間人の人権侵害がなされた場合、訴訟もできず、懲罰を求めることもできず、人権救済の道は一切存在しないことになります」と主張する。特定野党の「議員の身分にかかわる」という論旨は、逆に解せば「議員の身分を守るためなら、民間人の人権などどうでもよい」と言っているのと同じではないのか。同時に、これを取り上げないことで、自民党もその人権侵害に加担することになる。


 門田隆将氏が言うように、誰も「何でも反対、何でも倒閣」の野党に期待などしていない。態度表明を期待されているのは自民党なのだ。このまま馴れ合い感が強まれば、参院は「良識の府」の看板を下ろし、「談合の府」という呼称が相応しいことになる。自民党も腹をくくるべきだ。


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