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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年12月03日

政治利用される「新語・流行語大賞」なら、そんなものは要らない

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 毎年いわくがつく新語・流行語大賞。今年の年間大賞は、ラグビー日本代表“ブレイブ・ブロッサムズ”を象徴する「ONE TEAM」が選出された。ちなみに、トップテンの顔ぶれは、「計画運休」「軽減税率」「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タピる」「#KuToo」「◯◯ペイ」「免許返納」「闇営業」「令和」だそうだ。

 新語・流行語大賞は、常に政治的メッセージを内包するものだ。歴代の候補を見てみれば、一目瞭然だ。下記は過去の候補またはトップテンを飾ったことばである。

2013年「特定秘密保護法」
2014年「集団的自衛権」
2015年「アベ政治を許さない」
2016年「保育園落ちた日本死ね」
2017年「忖度」
2018年「#MeToo」


 上記のほとんどは、政権批判を伴う恣意的な選出である。「アベ政治を許さない」については、「国会前で行われた安全保障関連法案成立反対デモに集まった人々が手にしていたビラ」を持ち上げ、「要求ではない、追求でもない、つぶやきだ」と礼賛する。「保育園落ちた日本死ね」に至っては、「政府が掲げる「待機児童ゼロ」政策が一向に進展しない事態に対する、育児中の母親とみられる人物の怒りとも悲鳴ともとれるブログ」としている。要するに、悪者を作り上げ、それに対する反抗を肯定したもので、安倍政権に対するアンチテーゼを装ったヘイトとも取れるものだ。

 今年の大賞は「ONE TEAM」だったが、その受賞理由にはやはり政治的なメッセージ、特に安倍政権に対する皮肉を装った批判が込められている。授賞理由には、「7カ国15人の海外出身選手を含む31人の結束」が挙げられるが、審査員は余計な理由付けをした。それが、このような文章だ。

ONE TEAMは、世界に広がりつつある排外的な空気に対する明確なカウンターメッセージであるとともに、近い将来、移民を受け入れざるを得ない日本の在り方を示唆するものとなった。それは安倍総理にもしっかりと伝わったと信じたい。


新語・流行語大賞 2019


 安倍総理が排外主義者だと言っているようなものだ。「ONE TEAM」は確かに出自や民族的な価値観の違いを持つ集団が、勝利という目標に向かって結束したことを象徴する言葉だ。だが、それは純粋な結束であって、主体となるチームが政治的なメッセージを込めたものではないだろう。新語・流行語大賞の審査員は、ラグビーというスポーツにおける多様性に、政治的なメッセージを意図的に付加している。極めて恣意的な選考理由だし、新語・流行語大賞の審査員に「日本の在り方」など示してもらう必要すらない。

 審査員に言われなくても、安倍総理は他国からの労働者受け入れを、支持層である保守派の反対を押し切って進めている。メッセージなど送られなくても、やっている。この審査員には、姜尚中ややくみつるといった、安倍政権には常に否定的立場を取る人物が存在する。恐らく、その2人を中心に、選考理由に不要で余計なお世話な一文を挿入したのだろう。新語・流行語大賞は、彼らによって、政治利用されていると見て差し支えない。

 新語・流行語大賞の審査基準には、「軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた言葉を選ぶ」とある。だが、「保育園落ちた日本死ね」や「アベ政治を許さない」は「軽妙」とは真反対のことばであり、審査基準が審査員によって恣意的に操作されていると思われる。こんな表彰、必要だろうか。ニュートラルな選考であれば肯定できるが、政治的に利用されるのであれば、まったく必要はない。


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