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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年10月26日

安倍・李洛淵会談にかこつけて日本を非難する朝日と毎日

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 このところ、メディアが伝える安倍総理の動静を見ると、そのスケジュールはすさまじいほどの過密さである。24日も、「即位礼正殿の儀」で来日した外国要人との会談ラッシュだったが、メディアは、文在寅の名代として来日した南鮮首相の李洛淵との会談を、殊更強調している。会談は、予定の10分をオーバーして21分だったというが、これは特異な例ではない。首相動静を見てみると、李洛淵の前後にあったアルメニアのサルキシャン大統領とは24分の会談、アイルランドのオドノバン上院議長とは21分、アルバニアのメタ大統領とも21分とあることから、分刻みのスケジュールに組み込まれた会談のひとつに過ぎないと分かる。

李洛淵と安倍総理


 それでも、冷え込みが真冬並みの日韓関係にあって、この会談が注目されたことは確かである。そして、注目された会談で、特定の人々が叫ぶ日韓関係の改善に1ミリも進展がなかったことも同じく注目だ。
 

 「国交正常化の基礎となった国際条約を一方的に破っている」。会談で、安倍氏は日本企業に韓国人元徴用工への賠償を命じた韓国最高裁判決をやり玉に挙げ、厳しい口調で韓国側を批判した
 元徴用工問題に関し、日本政府は1965年の日韓請求権協定で「解決済み」との立場。これに対し、李氏は同協定を順守する立場を伝えたものの、具体的な解決策には踏み込まなかった。


 会談の模様を伝える、時事通信の記事だ。「槍玉にあげる」という表現は適切ではないと思うが、記者は会談に同席したわけではないので、これは会談後のブリーフィングで示唆された表現なのだろうと思う。李は請求権協定を遵守すると言っているが、或る政府関係者は、「韓国側が破った約束を守るところから始まるのに、今も順守しているという認識がそもそも間違っている」と一刀両断したそうだ。そしてこの認識は、100%正しい。

 この会談を受け、大手紙は社説で論評を展開しているが、産経は「書く価値なし」としたのかスルー。毎日は、論評にすらならない感想文的な文章を挟み込んでいる。

李氏が訪日したのは天皇陛下の即位に祝意を示すためだった。せっかく設けられた会談の機会に、物事を前進させる雰囲気を作り出そうという姿勢が日本側に見られなかったのは残念だった。


 天皇ご即位と、南鮮が守らない国家間の約束に、全く関係はない。物事を進展させる責任は日本にはなく、雰囲気をつくる義理もない。

 続いて朝日だが、毎度の朝日節である。

 李氏は会談で、1965年の日韓基本条約や請求権協定をこれまで尊重し守ってきており、今後もそうすると明言した。
 当時も歴史的な課題が積み残されたが、両国は五十余年間、知恵を出しあい補ってきた。徴用工問題はとりわけ難問ではあるが、互いの努力で克服しなければ前進できない


 この問題は、1965年に克服したのだ。それが国家間の約束であり、その約束事を結んだのが条約で、条約では「完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する」と明記されている。つまり、これが努力の結果だ。

 日本政府による輸出規制強化は、逆効果だった。強硬手段で韓国政府を動かそうという試みだったが、歴史に由来する懸案に経済問題を絡めたことで文政権と韓国世論を硬化させた。


 日本側に瑕疵があるような書きぶりだが、これも本質から逃げた論説である。歴史問題に経済問題を絡めたというのは、南鮮側のものの見方であって、輸出規制強化には、半導体素材の不適切な管理があり、日本側がそれを知りつつ放置することは、テロ国家への幇助に繋がるのだ。事実上、輸出規制強化には報復の意味が含まれるだろう。しかし、だからといって南鮮側の不手際をなかったことにしてはないらない。

 李洛淵は手ぶらで帰った。だが、手ぶらで来日したのもまた李洛淵である。今月にはASEAN、来月にはAPECの首脳会議があり、日韓首脳会談の可能性に言及するメディアもちらほら出てきている。首脳会談に関しては、外務省幹部が「会談で何も打開できなければ2国間関係は終わってしまう」と懸念を示し、別の政府関係者は「問題をつくった韓国が自ら片付けてほしい」と冷ややかに語ったそうだ。今こそ、ちらかしたオモチャを片付けろと子供をたしなめるように、南鮮に自主的な掃除を促すべきである。


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[ 2019/10/26 07:20 ] 外交 | TB(0) | CM(4)
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