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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年10月22日
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即位礼正殿の儀に台湾が招待されない不条理

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 本日、雨と風で天候が荒れる中、宮中三殿での儀式が始まっている。午後に行われる即位礼正殿の儀では、180以上の国や国際機関の代表が参列する予定で、安倍総理は約50カ国の首脳と会談するという多忙さだ。

 この大切な儀式に、日本政府は194カ国と国連・欧州連合(EU)に招待状を贈った。国会で素晴らしいスピーチをしてくださった、ブータンのワンチュク国王も参加される。だが、政府は台湾を招待していない。台湾とは良好な関係があるが、政府は建前上、台湾を国として認めていないのだ。政府が国家として認めていない北朝鮮と台湾が同等に処遇されるという現実は、庶民感覚で言えば受け入れ難い。一方で、南鮮からは首相の李洛淵(イ・ナギョン)が、香港からは行政府のトップである林鄭月娥(キャリー・ラム)が来日する。


 中共は習近平の盟友とされる王岐山国家副主席を特使として派遣した。平成2年に行われた即位の儀式で中共が派遣したのは副首相だった。前回と比べ、格上である副主席氏を派遣することで、日本との関係改善を重視する姿勢を打ち出す狙いがあるとされる。関係改善は特に批判されるべきことではないものの、その一方で中共は、北海道大学の教授が、スパイ活動など「国家安全危害罪」に関連する容疑をかけられ、拘束している。

 極めて中共らしいやり方だ。顔には微笑を浮かべ、友好的な関係を示しながら、右手には武器を持ち、左手には人権を無視した外交カードを持ち、外交上のイニシアチブを自らのものにしようとする狡猾さ。世界広しと言えど、中共ほど腹黒い国はないだろう。

 来春には、習近平が国賓として来日する予定だ。安倍総理の現実主義を示す一例だが、チベットや東トルキスタンで人権の蹂躙を継続し、国際社会との約束を反故にし、香港に政治介入する中共の指導者を、どうしたら国賓として招くことができるのか。私は国賓として習近平を招くこの外交において、安倍政権を支持しない。少なくとも安倍総理はこの外交で、王岐山には中共が行う人権蹂躙と香港問題には強く抗議すべきだ。

 この晴れがましい儀式に、台湾の代表が胸を張って参加できる日を、いち国民として早く迎えたいと願う。日本も米国に倣い、台湾関係法のような軍事同盟ではないにしろ、関係の強化を内外に示す姿勢が必要だ。


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[ 2019/10/22 10:52 ] 外交 | TB(0) | CM(6)
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