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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年10月08日

大島議長に難癖で本会議をサボる野党 ~ 憲法議論から逃げるだけならバッジを外せ!

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 第200臨時国会が4日に召集された。安倍総理は少子高齢化の克服を「最大の挑戦」と位置付けるとともに、憲法改正を所信表明演説の最後に持って来て「令和の時代に日本がどのような国をめざすのか。その理想を議論すべき場こそ、憲法審査会ではないか」と述べ、「国民への責任を果たそう」と演説を絞めた。憲法議論の促進を訴えた。

 朝日新聞は早速、社説で、「国民の間で改憲を求める機運が高まっているとは言えない。「改憲ありき」の議論は「国民への責任」を果たすことにはなるまい」と書いたが、護憲派のすべきことがあるとすれば、改憲に反対の立場で論戦に挑み、改憲派と真っ向勝負することではないか。「改憲を求める議論が高まっていない」というのは単なる逃げであり、試合放棄である。立法府に籍を置く国会議員にとってはサボタージュであり、そのサボタージュを後方から援護する朝日の姿勢そのものが愚劣だ。

 その国会だが、衆院本会議の開会がまた遅れた。理由は、野党の難癖である。

立民・枝野氏「越権であり信じがたい」 衆院議長発言を批判 (産経)

 立憲民主党の枝野幸男代表は7日の衆院本会議で安倍晋三首相の所信表明演説に対する代表質問に立ち、憲法改正手続きを定めた国民投票法改正案をめぐる大島理森衆院議長の発言について「信じがたい。議会運営に責任を持つ議長が政治的に注目される法案について、時期を区切って合意を期待するのは越権だ」と批判した。

枝野


 同時に「事態を真摯(しんし)に受け止め、一層中立公正な議会運営にあたるよう強く求める」と注文を付けた。
 大島氏は5日、地元の青森県八戸市で開いた自身の会合で、国民投票法改正案に関し「もう少しのところに来ている。臨時国会で与野党が話し合い、合意を見つけてほしい」と語った。

 これに立民など主要野党が反発し、衆院本会議の開会は予定の午後3時から約1時間半遅れた。


 相変わらず、何かにつけて議会運営を妨害し、抵抗することでしか存在意義を示すことができない野党の議会に対する姿勢だ。

 立民党の国対委員長、ガソプー安住は「特定の法案について具体的に踏み込んだ発言をするのは議長らしからぬ発言だ」と反発し、「ラグビーで言ったら議長はレフェリー。あっち(与党)は憲法、こっち(野党)は関電(問題)や消費税(増税)と言い、なかなかかみ合わない中で、レフェリーが『おまえら憲法やれ』といったら、スクラムが組めない」と大島発言を批判した。朝日はこの事案について、「憲法改正の論議に野党が応じる地合いは、さらに遠のいたと言えそうだ」と、嬉々として報じている。

 大島発言はそんなに問題だろうか。国会は立法府である。立法府なのだから、憲法議論をするのは当たり前のことであり、議論すらしないというなら立法府に籍を置く必要すらない。しかも、大島氏が言及したのは、護憲派野党が頑なに守ろうとする9条ですらなく、国民投票法なのだ。立法府であるなら、議論を戦わせ、結論(合意)を導くのが「責任」だともいえる。

 関電や消費税をやりたいなら、やればよいだろう。だが、それらをやるから憲法はできないという論理こそ、破綻している。議論のテーマは政党の恣意的な選択に依ってなされてはならない。国民の要請に基づいて行われるべきだ。

 直近の世論調査では、こんな結果が出ている。

【日経/8月30日~9月1日調査】
憲法改正に向けて各党が国会で具体的な議論をすべきかどうかを聞いたところ「議論すべきだ」は77%、「議論する必要はない」は16%だった。

【NHK 8月2日~8月4日調査】
国会で憲法改正に向けた議論を進める必要があると思うか尋ねたところ、「進める必要がある」が34%、「進める必要はない」が24%、「どちらともいえない」が34%でした。


 ほんの二例だが、他にも毎日新聞の世論調査では、改憲議論について賛成が51%と過半数を超え、反対の32%を大きく上回っている。改憲するしないにかかわらず、議論は国民の要請なのだ。これを受けて立たなければ、国民の負託を受けた国会議員としての資格を返上すべきだ。

 憲法についての論戦を挑まず、逃げの一手を貫く野党は姑息だ。大島議長のせいにして、更に議論を遠ざけようとしているが、そんな姿勢は国民に見透かされている。彼らが国会議員にしてはいけない連中だったということを、国民は認識すべきである。


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