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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年09月14日

「次の首相に相応しいのは小泉進次郎」は、政治に関する国民の未熟度の証左だ

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 安倍改造内閣の発足を受けた世論調査が報道各社で実施されはじめているが、内閣支持率は日経・テレ東、毎日で上昇、時事、TBSあたりでは若干下げている。調査の仕方にもよるだろうが、各社の調査に共通しているのは、支持率が非常に高いレベルで安定していることである。

 拙ブログでは昨日、朝日新聞が12日の社説で「国民の間に改憲を期待する機運があるとは思えない」と書いたことを批判したが、日経・テレ東の合同調査では、こんな結果も出ている。

安倍晋三首相が2021年9月の党総裁任期までに憲法改正の国民投票をしたいと表明していることに「賛成」は58%、「反対」は32%だった。


 この結果が示すのは、「朝日新聞がまた嘘を書いた」という事実だ。賛成と反対の割合は、およそ2対1である。拮抗とさえ言えない。ブログで指摘した通り、朝日は社説にさえ願望を書くメディアなのだ。願望で読者をミスリードしようとするメディアほど、危険なものはない。

 さて、同じ日経・テレ東では、相も変わらず、「次の首相にふさわしいのは誰?」というくだらない調査も実施されている。

日本経済新聞社とテレビ東京が11~12日に実施した緊急世論調査で、次の首相にふさわしいのは誰かを聞いたところ、自民党の小泉進次郎環境相が20%で最も多かった。前回調査より9ポイント減らした。2位は安倍晋三首相の16%、3位は石破茂元幹事長の15%だった。


 その進次郎、環境相就任会見で「どうやったら(原発を)残せるかではなく、どうやったらなくせるかを考えたい」と語り、直後に福島に赴き、原田前環境相が、福島第一原発でたまり続ける処理済みの汚染水について「海洋放出しかない」と発言したことをお詫びしたという。原田氏は自身のFacebookで、「誰かが言わなければならない、自分はその捨て石になってもいい」と吐露しているが、その思いを進次郎がぶち壊した格好だ。

小泉進次郎


 トリチウムは世界中の原発から排出されており、日本の放射能問題を殊更叫び続ける南鮮も例外ではない。トリチウムは海や河川など自然界にも存在しており、濃度が薄まれば危険性は排除できる。正確には「処理水」と呼称すべきものだが、これを「汚染水」と言って不安を煽るメディアや政治家がいるから厄介なのだが、世界的に行われている処理を、日本だけが「できない」「やってはいけない」というのは不合理だ。小泉進次郎は、その不合理にお墨付きを与えたことになる。

 池田信夫氏は、進次郎の発言をこう批判している。

朝日新聞によると、小泉氏は福島県漁連に行って前任者の発言について「おわび」したという。トリチウムの海洋放出は(環境省の外局である)原子力規制委員会の田中委員長も更田委員長も勧告した、唯一の合理的な解決策だが、漁協が「風評被害」を理由に認めない。

原田氏の発言は当たり前のことを言っただけで、これに閣僚がおわびすることは、政府が「放出しない」と約束したに等しい。これでトリチウム問題は振り出しに戻った。事前の大臣日程になかったというから、環境省の事務方も知らなかった独断かもしれない。閣僚としての適格性に疑問がある。


 Facebookでは、「経産省が5年以上かかって苦労して根回ししてきたトリチウムも、これで振り出しに戻ってしまった。絶対に首相にしてはいけない政治家だ」とも書いている。進次郎のこの言動は、辺野古を反故にしたルーピーとどこか似ている。根回しし、環境を整えてきた政治家や事務方の努力を、発言ひとつで吹き飛ばした「海外、最低でも県外」を連想する。

 小泉進次郎が「次の首相にふさわしい政治家」として人気を博す状況こそ、政治に関する日本国民の未熟度を示している。こんな首相、日本には必要がないばかりか、害悪であると断言する。


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