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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年08月30日

文在寅の“おかわり”宣言 ~ 「一度合意をしたからといって終わりじゃない」

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 昨日書いた高野連の件だが、球児のポロシャツから日の丸を外す判断に対して一斉に批判が噴出し、炎上状態になったことを重く見たのか、一転して「今後は日の丸が入ったものを着用する」との見解を表明した。この見解には安堵したのだが、報道のその先の文章を読んで、ひっくり返りそうになった。テレ朝の報道には、「今後は日の丸が入ったものを着用するほか、試合でも日の丸のユニホームでプレーすることを決めました」とある。(現時点では記事が差し替えられ、この部分はカットされている。)

 私は一昨日の報道で、「移動中のポロシャツから日の丸が外される」という理解をしていたのだが、なんと高野連は、日本代表である球児のユニフォームからも、日の丸を外す方針だったということなのだ。まったく、この高野連という組織は腐りきっている。今回の措置で幕引きを図ろうとするなら大間違いだ。批判は続くと認識すべきだろう。

 U-18の野球ワールドカップが、今年、南朝鮮で開かれるという巡り合わせは、不幸としか形容のしようがない。今まさに、南鮮の異常性がいたるところでクローズアップされていて、それを指摘されて示す彼らのリアクションが、逆ギレとしか解釈しようがないものばかりなのだ。南鮮は、竹島周辺での軍事訓練を米国に「非生産的だ」と批判されたことに対し、ハリス大使を呼びつけ、GSOMIA破棄に対するトランプ政権の公の場での批判を『自制してほしい』と抗議したという。ところがその同日、シュライバー米国防次官補がワシントンで行われた講演で、GSOMIA破棄について「強い懸念と失望感を表明する」「韓国にGSOMIAを延長するよう要求する」と公に語った。ハリス大使は外交部に呼ばれた直後、在郷軍人会主催の講演を突然キャンセルしたそうで、米韓の距離が更に遠くなった傍証が次々と発覚している。

 普通の感覚を持っていさえすれば、このような同盟国のリアクションに対しては、客観的に分析し、コミュニケーションをとりながら、火消しを図るだろう。米国の意図を正しく理解し、日本との関係もこれ以上エスカレートさせないような対処を施すのが一般的だ。しかし文在寅は違う。問題を更にエスカレートしようと、対日批判を強めているのだ。

文大統領「日本は正直に」 輸出優遇国除外巡り批判 (朝日)

 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は29日午前の閣議で、日本政府が輸出手続きを簡略化できる優遇国から韓国を除外したことについて、「日本政府の態度はとても残念だ」と語った。日本側は措置の理由も明らかにしていないとし、「日本は正直であらねばならない」と述べた。

 文氏は、日本は歴史問題でも正直でないと指摘。「加害者が日本だということは動かせない歴史的な事実」とし、「一度、反省の言葉を述べたから反省が終わったとか、一度、合意をしたから過去が全て過ぎ去り、終わりになるというものではない」と批判した。

文在寅


 文氏はまた、日韓が領有権を争う島根県の竹島(韓国名・独島)を挙げ、「日本帝国主義の侵略の初めての犠牲となった独島を、自らの領土だと根拠のない主張に変化はない」と指摘した。この日の閣議は来年の予算案を確定させるために開かれており、文氏は「日本の経済報復のなかで強い経済、強い国に向かうため、政府の特別な意思を盛り込んだ予算案を編成した」とも主張した。(ソウル=神谷毅)


 文在寅の「一度、反省の言葉を述べたから反省が終わったとか、一度、合意をしたから過去が全て過ぎ去り、終わりになるというものではない」ということばには二つの意味がある。ひとつは「南鮮は日本に対して永遠にタカる」という宣言だ。日本は彼らに対して何べん謝罪したか、数えるのも面倒なので正確には不明だが、その回数は一度や二度ではない。しかし、文在寅の発言では、それが「一度」に変換されている。この「まだ謝罪が足りない」を可能にするロジックは、永遠に繰り返されるのだ。仮に何度謝罪したとしても、「おかわりはまだか!?」ということになる。

 もうひとつは、条約や国家間の約束など、何の効力も持たないということである。戦時出稼ぎ労働者(いわゆる徴用工)訴訟の判決問題は、1965年の日韓基本条約と日韓請求権協定の無視であり、反故の可能性を示唆するものだ。その条約で交わした約束事など、ひっくり返せるという論理だ。また、日韓で交わしたいわゆる慰安婦合意にしても同じく、「一度、合意をしたから過去が全て過ぎ去り、終わりになるというものではない」との見解を示し、「不可逆的な解決」を謳った日韓合意を無効とするものである。

 条約というものは「世界共通語」の部類に入るもので、国際社会における共通の価値観である。文在寅はこのことばを日本に対して発しているのだろうが、これを読む世界各国の政治リーダーたちには、「南朝鮮は条約や国家間約束を守らない国だ」と認識することになる。反日が過ぎて、「条約不遵守国」としての立場を表明したこの発言は、「恥ずべき国、南朝鮮」という認識を国際社会に広める可能性がある。

 こんな国を相手にしたら、対話も約束も不毛である。最初から約束を守らないと宣言している国に対し、新たな約束を結ぶ国など希少だろう。高野連も一般国民も、こんな下劣な国に忖度する必要など、一切ない。日本政府は、政府だけでなく日本国と国民が愚弄されていることを深く認識し、彼らに対する本格的な制裁を発動すべきである。


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