FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年08月16日

終戦の日の社説と談話を読む ~ 「平和主義」を念仏のように唱える「平和の敵」

← 応援クリック、ありがとうございます。

 例年、8月15日には靖国神社を参拝しているのだが、昨日は休暇が取れず、参拝は叶わなかった。この日、わざわざ遠方から靖国にお見えになる方も多いと聞く。靖国がいつでも行ける距離にあるのは幸運なことだと痛感する。もとより、靖国にとって最も大事なのは春と秋の例大祭だが、8月15日という象徴的な日、一人でも多くの参拝者が訪れることは、純粋に祈りをささげること以外にも意味を持つ。国民が靖国を支持するという、意思表示だ。

 昨日は1年前の朝日の社説を取り上げながら、彼らが説く「アジアとの和解」がいかに不毛な主張かを述べた。今年の社説も、予想通り「相変わらず」だ。毎年繰り返されることながら、社説「8・15 戦場の記憶 時を超え、痛みを語り継ぐ」で確認できる通り、朝日の論調は“平壌”運転だ。

忘れてならないことがある。侵略と植民地支配により、日本以外の国々に及ぼした加害の事実である。


 これは、かつて朴槿恵が披露した「千年恨」と似たような発想である。日本を「永遠に加害国である」という枠組みの中に押し込め、固定化する狙いだ。

 毎日新聞の社説は、それと同じ発想で書かれている。文南鮮政権の度重なる外交的不作為を一応は批判しつつ、それでも社説「終戦の日と戦後処理 世代をまたいで辛抱強く」で、彼らを特別視すべきと主張している。

日本が文政権の外交的不作為をなじるだけでよいだろうか。韓国は中国と並んで日本の近代史における「特別な国」である。


 これはとんでもない主張だ。毎日新聞は、彼らは「特別な国」であるから、条約や国家間の約束を破っても多めに見ろと言っている。こんな主張がまかり通るなら、彼の国々との約束など、まったく意味を持たないということになる。そういう特別視が、戦後の日中、日韓関係をダメにしてきた最大の要因ではないのか。

 個人的には、こういう新聞には嫌悪感以外の感情がわかないが、政党や政治家も似たり寄ったりだ。15日、各党が談話を発表しているが、その傾向がもっとも顕著なのが、れいわ新選組が発表した山本太郎の談話だ。

 間違った判断の連続で、自国のみならず、アジア諸国にも甚大なる被害を与えた過去。この反省を未来永劫続けることが、私たち、そして政治の責任と考えます


 未来永劫、反省するのだという。まるで談話原稿を朝日や毎日新聞に外注して書いてもらったかのような文章だ。先の大戦に関しては、当然、反省は必要だろう。しかし、反省の先に何を求め、それをどう成し遂げるのかを示すのが、政治の責任だ。

 共産党はもっと過激だ。

 安倍改憲の狙いが、海外での無制限の武力行使を可能にし、米国との“血の同盟”づくりにあることは明白です。すでに、安保法制=戦争法が施行され、自衛隊が米軍とともに海外で戦争する体制づくりが進んでいます。国民の世論と運動をさらに広げ、安倍改憲策動に終止符を打とうではありませんか。


 改憲を目指す安倍政権を「米国との“血の同盟”づくり」と称し、「自衛隊が米軍とともに海外で戦争する体制づくり」だと批判している。平壌の朝鮮中央テレビのアナウンサーに語らせたら、それらしく聞こえそうな内容だ。内容はプロパガンダ以外の何物でもない。

 続いて、野党第一党の立憲民主党だ。

 しかしながら今日のわが国は、時代の大きな岐路に立たされています。集団的自衛権の行使容認と安保法制の成立を強行した安倍晋三政権は今、ホルムズ海峡における有志連合への参加を求められ、後戻りのできない立場へと追い込まれようとしています。
 また、専守防衛に関する従来の政府答弁から逸脱するおそれのある護衛艦「いずも」の事実上の空母化や、他の歳出項目と比し突出して伸び続ける防衛予算など、この数年における安倍政権の安全保障政策は、完全にその抑制を失っています。
 さらに今、安倍政権は立憲主義、平和主義を無視した憲法の改悪に向けて突き進もうとしています。戦後、日本人が育てあげ、守り続けてきた「立憲主義」と「平和主義」が、大きな危機にさらされています。


 立民党が考える我が国の安全保障環境は、1945年当時から何も変わっていないのだろう。ひたすら専守防衛を唱え、防衛費の自主規制を強要し、そういった事なかれ主義から脱皮しようとする安倍政権の動きを、暴走かのごとく批判しながら、代案は出さない。全く楽な商売である。

 立憲民主党が昨年のこの日に発表した談話がこれだ。

 戦後73年、日本は今、時代の大きな岐路に立たされています。安倍政権は、憲法解釈の変更による歯止めのない集団的自衛権の行使を容認し、今また、立憲主義、平和主義を無視した憲法の改悪に向けて突き進もうとしています。安倍政権により、戦後、日本人が育てあげ、守り続けてきた「立憲主義」と「平和主義」が脅かされようとしています。


 書いていることは全く同じ。もっとマシなライターを雇った方がよいと思うのだが、昨年の談話の今年のそれも、終戦の日の談話で「倒閣」を宣言するという節操のなさに何の変化もない。

 平和主義とは、現状から何も動かさないことを言うのだろうが、好むと好まざるとにかかわらず、日本以外の国々は、時代に応じて安全保障政策を変えている。立憲民主党をはじめとする野党のガラパゴス化は、日本の安全保障政策の足を引っ張るという意味において、我々国民に害以外をもたらさない。

 戦争を抑止するため、戦争に巻き込まれないためにも、我が国には時代に合った憲法と安全保障政策が必要だ。いまの野党のように、念仏のように「平和主義」を唱えるだけの連中は、実は平和の敵なのである。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2019/08/16 07:07 ] 史観 | TB(0) | CM(5)
カレンダー
07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ