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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年08月

来る内閣改造、最も変えてはいけないポストは外相だ

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 安倍総理は、通算の在職日数が2019年8月24日に2799日となり、ノーベル平和賞受賞者の大叔父、佐藤栄作氏を抜いて歴代2位となった。11月20日には、桂太郎氏を抜き、憲政史上最長となる。日韓併合を行った桂太郎を抜いて歴代最長というのは、南鮮国民にとってはなんとも皮肉に映るだろう。

 その安倍総理、G7閉幕を受けた日本時間の27日未明、フランスで記者会見し、9月に内閣改造を行う方針を明言した。「安定と挑戦の強力な布陣にしたい」と強調し、同時に、これまでの政治の継続性、安定性も重視し、約7年間にわたり政権運営の要となってきた中枢ポストは代えない考えを示唆した。中枢ポストとは、副総理の麻生氏、官房長官の菅氏、幹事長の二階らだろうから、他のポストは流動的だと、専らの噂である。だが、その流動的なポストの中で、最も変えてはならないのが外相である。河野外相の続投は、この改造のタイミングでは必須であると思う。

河野太郎外相



 「“国賊”河野洋平の息子」という属性で、多くの保守派からその起用を疑問視されたのが河野太郎氏だ。私も当初、彼の起用には懐疑的だった。だが河野外相は、その仕事ぶりから、そんな保守派の疑念を払拭して余りある実績を積みつつある。もっとも際立つのは、日本の悩みの種である南朝鮮への対応だ。南鮮の主張には何の道理もなく、数々の要求は撥ねつけて当たり前のものばかりだ。だが、歴代の外相はえてして南鮮に甘く、毅然とした態度が見られたことは少ない。

 しかし、河野氏の対応は、安倍政権の対南鮮外交を一貫して支え続けている。閣内に居るから当たり前だと言えばそれまでだが、同じ閣内でも、もう一方の要である岩屋防衛相の対応は、「南鮮に甘い」という逆の意味で一貫している。防衛相と違い、河野氏は評価されてしかるべきだろう。しかし、全く違う意見を持つ者もいる様だ。

枝野氏、韓国への河野外相対応を批判「上から目線」 (産経)

 立憲民主党の枝野幸男代表は28日のラジオ日本番組で、韓国側が破棄を決めた日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)をめぐる河野太郎外相の対応を批判した。「少し妥協の余地があったにも関わらず、いわゆる『上から目線』、特に河野氏の対応は韓国を追い込んだ。責任は大きい。外相を代えるしかない」と述べた。

 同時に「あまりにも顔に泥を塗るようなことばかりをやり過ぎだ。相手のプライドを傷つけるようなやり方でやるのは、明らかに外相の外交の失敗だ」とも指摘した。


 この発言がネットを中心に酷評され、日和った枝野は「辞任しろとは言っていない。日韓関係を改善しようと思うなら外相を辞めるしかないと言った」と微妙に論点ずらしを画策しているようだが、「外相の外交の失敗」と明確に言っている以上、そんな釈明に微塵の説得力もない。枝野の発言や政治姿勢に決定的に欠けているのが、この「国益」という概念だ。逆に、南鮮を追い込めていれば、その外交は成功しているということではないのか。外交はすなわち国益の追及であって、当然ながら、相手のプライドは国益に優先しないのである。

 野党第一党の代表が外相の交代を要求するのであれば、その外相は交代は必要ないということである。いまほど、日本に「外交の継続性」が求められる時はない。河野外相の続投を強く望む。


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