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うだつの上がらぬ倒閣野党の体たらくに業を煮やしたのだろうか、最近の朝日新聞は山本太郎と彼がつくった「れいわ新選組」を持ち上げるのに必死なようなだ。朝日新聞のみならず、自社の媒体である「論座」も使って、“政治家、山本太郎”を特集したりと、山本の動向に注目を集めようとする動きは露骨なほどだ。
山本太郎は、演説が上手いのだそうだ。演説を聞くのは若い人が多いそうで、これは共産党や社会党の流れをくんだ立憲民主党などとは明らかに違う傾向だ。恐らく、政治家らしからぬ物言いや、分かり易い単純な政策を前面に押し出しているからだと思われるが、彼が来る参院選に向けて寄付を募り、その寄付額に応じて候補者を擁立するという「企画」は、なかなかの成果を上げているようだ。中身はともかく演説上であれば人気を得るという傾向は、小泉純一郎・進次郎の親子が良い例だが、それほどまでに雰囲気に流される有権者が多いということなのだろう。
山本太郎の政策は、「消費税廃止」、「奨学金を徳政令でチャラに」、「全国一律、最低賃金を時給1500円にして、中小零細企業の不足分は政府が負担」、「デフレ脱却まで1人あたり3万円配布」というものらしいが、このバラマキ政策は部分的には正しいと思う。ただ、財源の裏付けがないという点において、旧民主党の詐欺フェストと同じカテゴリーに分類されるべきものだ。デフレに逆戻りしようとしているとしか思えない、最近の安倍政権の経済政策に耳が慣れてしまうと、この主張にはちいさな一理はあると思うのだが、それで騙されたのが2009年の経験だ。風が吹いたとしても、決して踊らされてはならない。
そういえば、山本太郎には闇の交友関係があるようで、最近は、あの関西生コンの異形業務妨害事案で逮捕された、西山直洋(連帯ユニオン関西生コン支部執行委員)との仲良し写真が発掘され、SNSで拡散している。関西生コンといえば、まっさきに思い浮かぶ政治家は辻元清美だが、山本太郎の交友関係もかなりヤバい領域にまで及ぶ。その例証が、2013年の選挙の際に、山本太郎を中核派が推していた事実だ。これは、中核派の一方的な支援ではなく、山本と中核派は互助関係にある。中核派の反原発組織NAZENの呼びかけ人が、山本太郎その人なのだ。

2009年は、民主党という政党が半島系組織に支援されていることを知らない人が、マスコミに煽られ、民主党に投票したという苦い経験をしている。関西生コン関連の大量の逮捕者について、既存メディアが恣意的に報道から除外している実態を見ても、山本太郎の実像が誤解される可能性は少なくない。
山本太郎は街頭で「私を総理大臣にしてください!」 と叫んでいるようだが、彼は自民党を脅かす存在にはならないと思う。当然ながら、自民党は警戒を怠らないでもらいたいが、仮に山本に風が吹いたなら、最も影響を受けるのは立憲民主党をはじめとする野党の連中だろう。彼らが共倒れするなら、それはそれで歓迎すべきである。
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