FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年06月14日

新議連「日本の尊厳と国益を護る会」は、自民党を内部から改革せよ

← 応援クリック、ありがとうございます。

 自民党の保守系有志議員が、保守の立場で国家の様々な課題解決を目指し行動する議員グループ「日本の尊厳と国益を護る会(通称、護る会)」を発足させた。発起人は、衆議院議員の鬼木誠氏(福岡2区)、高木啓氏(比例東京ブロック)、長尾敬氏(大阪14区)、参議院議員の青山繁晴氏、山田宏氏(ともに比例区)の5人だ。

 この護る会の設立趣旨は、自民党としてやるべきだったにもかかわらず、今まで放置されてきた諸問題に取り組んでいくこととされていいる。具体的には、皇位継承問題、北海道で中国資本、長崎県対馬市で韓国資本による不動産買収がそれぞれ進んでいる現状を踏まえた外国資本による土地買収の拡大防止、「スパイ防止法」の制定などだ。加えて、既に法律になっている「改正入管法」、「アイヌ新法」についても、必要に応じて積極的に取り組んでいくとしている。いずれも、国家が取り組むべき課題として、保守派が訴えてきたものである。今はひとつの議連に過ぎないが、保守系の支持者はこれを大いに歓迎するはずだ。

「日本の尊厳と国益を護る会」記者会見
「日本の尊厳と国益を護る会」記者会見


 「護る会」は12日、国会内で会見を開いた。しかし、守旧メディアの扱いは極めて少ない。ウエブサイトで確認してみたが、記事にしているのは産経、日経、FNN、TBS、共同のみで、大手紙では読売、朝日、毎日、放送メディアではNHKが完全にスルーを決め込んでいる。立憲民主党や国民民主党の皇位継承問題に関する見解は報道しても、与党の議連については扱わなくていい、もしくは、扱うべきではないという判断なのだろう。

 今のところ、国民が安心して政権を預けることができるのは、自民党をおいて他にはない。しかし、保守政党を標榜する自民党が、支持層である保守派の期待に応えてきたかと言えば、全くそうではない。その代表的な例が憲法である。自主憲法の制定を綱領に掲げる自民党にとって、憲法改正は一丁目一番地の国家的課題であったはずだ。しかし、彼らがそれに真正面から取り組んできたかと言えば、そうではないのだ。安倍総理が再登板し、安定的な長期政権を形成する環境下で、憲法はようやく俎上に乗る気配がしつつある。野党の手段を択ばぬ抵抗はあるものの、責任が野党だけにあったわけではない。自民党自身に、真剣さが足りなかったのだ。

 護る会の主要なテーマは、票に直結しないものばかりだ。しかも、スパイ防止法や皇位継承(皇統)問題は、憲法とならび、国論を二分する可能性を孕む政治イシューだ。しかし、国論を二分する可能性があるからと言って手を付けないのは、国民の負託を受けた国会議員としてサボタージュに等しい。自民党は、これらの問題が進展しないことを、野党のせいにしてこなかったか。そういう反省を、自民党には促したい。

 山田議員はツイッターでこう語っている。

 「最低限変えてはならないものを知り護りぬいてこそ、正しく変わることができる」というのはまさに正鵠を得た発言だ。皇統における女系天皇の容認論など、まさに「知るべきを知らぬ意見」ではないか。

 そういう点も踏まえ、この「護る会」には大暴れしてもらいたい。彼らに期待するのは、一義的には、課題としている国家の諸問題に対して一定の方向性を示し、法制化に向けて党内の合意形成を図ることだろう。加えて、それらの問題を棚ざらしにしてきた自由民主党という政党を、内部から変えていくことではないか。そのような動きの中でこそ、党として、憲法改正にようやく腰が入るのだろうと思う。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2019/06/14 07:07 ] 政治 | TB(0) | CM(17)
カレンダー
05 | 2019/06 | 07
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ