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第24代アメリカ太平洋軍司令官で、いまは駐韓米国大使であるハリー・ハリス氏がソウルで講演し、「米国にとって重要な同盟国である日本の話をせざるを得ない」とし、「この地域のあらゆる重要な安全保障や経済に関する事案は日韓双方の積極的な関与なしに解決することはできない」と懸念を示し、「(日韓が)共に協力できることを期待する」と、日韓関係の改善への期待を示したという。朝鮮日報は、「米国の外交官が公の場で、韓日関係行き詰まりの責任は韓国にあるというような発言をしたのは非常に異例だ」と書いているが、良好な日米関係があってこその、米国による南鮮への圧力なのだ。
南鮮は「どっちつかず」ということばが相応しい外交姿勢を取っている。米国が同盟国、友好国に呼び掛けた「ファーウェイ排除」については、文在寅政権は「各企業の判断で」と、対応とかかる責任を企業側に丸投げした。THAAD配備問題で中共からキツいお仕置きを受けたため、ビビっているのだ。前述のハリス大使の発言は、ファーウェイ排除を要求しても、回答を曖昧にしたまま右往左往する青瓦台に向けられたものだ。大阪G20の後、トランプ大統領は南鮮に立ち寄る予定だ。そこで展開される外交は、南鮮の醜態を曝け出すものになるだけだろう。
南鮮の国是である「事大主義」とは、「小が大に事(つか)える」ことを意味する。南鮮が事(つか)える「大」という対象は、歴史的には支那だが、同盟関係にある米国もその「大」のひとつだ。青瓦台の「どっちつかず外交」は、その「大」が複数あるため、どちらにいい顔をしたらよいかわからなくなった結果なのだ。いずれにせよ、彼らにとって「大」は事(つか)える対象だから、事(つか)えなくてよい対象を求める。日本という国は、さしずめ、その事大によって起こるストレスのはけ口として、南鮮が勝手に関係を規定した相手なのだろう。
ところが、感覚が麻痺しているのか、そのはけ口は脱線する。先日行われた南鮮対豪州のサッカー国際親善試合で、スタンドにはあのテロリストの横断幕が登場したというのである。
<サッカー>豪州戦になぜ?韓国サポーターが「抗日英雄」の横断幕を掲げて物議 (レコードチャイナ)
2019年6月7日、韓国・インターフットボールによると、釜山アジアド主競技場で行われた韓国対豪州の親善試合に、安重根(アン・ジュングン)と李舜臣(イ・スンシン)の横断幕が登場した。
パウロ・ベント監督率いる韓国代表(FIFAランキング37位)は同日午後8時に豪州(同ランキング41位)と親善試合を行い、ガンバ大阪のFWファン・ウィジョの決勝ゴールで1‐0で勝利した。
この試合では、前日に64回目を迎えた「顕忠日(国のために犠牲になった人を弔う祝日)」を記念するため、伊藤博文を旧満州のハルピン駅構内で暗殺した独立運動家の安重根と、文禄・慶長の役で朝鮮水軍を率いて日本軍と戦い活躍したとされている李舜臣の横断幕が掲げられた。記事はこれを「意味深いパフォーマンス」と伝えている。

これに対し、大韓サッカー協会関係者は「今回の横断幕は(韓国代表の公式サポーター集団の)プルグンアンマ釜山支部が製作したと聞いている」と説明した。
オーストラリアにとってはいい迷惑だろう。豪州人はこの弾幕の意匠が誰なのかを全く知らないだろうし、知ったとしたらその時には「なんで俺たちに?」という反応しかないはずだ。豪州戦にこの横断幕を出す意味が全く分からないが、南鮮人にとっては、事(つか)える対象の米または中以外は、全部「小」と勘違いしているのではないだろうか。豪州がその「小」の枠組みに入れられたと知ったら、かなり憤慨するはずだ。
そして、彼らにとって「小」であるベトナムの「ライダイハン」と呼ばれる混血児たちが、文在寅に対して国連人権委員会の調査と親子関係を確定するDNA型鑑定に応じ、公式謝罪を求める公開書簡を出したという。国連人権委といえば、南鮮側がいわゆる慰安婦問題を肥大化させるために利用しつくした機関だ。その機関に、今度は自国の黒歴史が上程されるとなれば、心穏やかではないはずである。文政権はここも「どっちつかず」の曖昧な態度でやり過ごそうとするだろうが、果たして国際世論がそれを許すだろうか。
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