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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年05月27日

米国の属国と批判する人ほど、日本の自立を妨害している

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 トランプ大統領の国賓としての来日があり、週末の情報番組はこぞってこれを伝えている。だが、好意的に伝えることはつとめてせず、ただ単に事実を報道するか、もしくは「おもてなし」に対する皮肉や批判を交えて伝えるメディアが目立つようだ。そうなると、日本で随一の偏向番組である「サンデーモーニング」(通称サイテーモーニング)の出番だ。

 青木理は、外交は理想と現実のバランスであると説きながら、今回のトランプ大統領への厚遇を、「日本はひたすら現状を追認するだけ。国際的な信用、信頼は得られない。中長期的に見て、日本の理想はどうなるのか。子供がこの外交を見て「こういうふうに振舞うべきなんだ」と思うことを含め、相当な損失が将来的に生まれるんじゃないか」と批判した。

 子供たちが時間を通して学ぶことは、米国は日本にとって重要な同盟国であり、友人であることだろう。また、究極的には、「やはり腕っぷしが強いヤツが勝つ」という現実論ではないだろうか。もちろん、大人が偏った知識を植え付けないことが条件ではあるが。青木のような人物は、理想は大きいが、現実を観察ようとしない。もし現実を観たなら、日本も「腕っぷしの強さ」を養わなければ、他国からの浸食を止められないし、拉致被害者は取り戻せない、奪われた領土は帰ってこないという現実からは逃避できないはずだ。

 さて、今日取り上げるのは、この番組ではお馴染みの法学者、谷口真由美だ。谷口は今回のトランプ来日を受け入れる政府に対し、こう論評している。

日本がアメリカの属国であるのか、それとも主権国家として対等な関係にあるのかということについては、私はこういうときって日本国憲法をちゃんと読むべきだと思うんですね。憲法の前文の3段目にすごく大事なことが書いてあって、

われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。


って書いてある。だからアメリカファーストとかなんとかファーストとかって言ってる国は、ダメだよってこということを、ちゃんと日本国憲法としてはやっているわけですし、各国の責務であるんだったら日本のリーダーはそうやって自国ファーストになったらダメだよってことを言わなければならないんですよね。これが日本の取るべき道なんではないかと思いますよね。


 憲法前文は理念であって、政策ではない。そもそも、日本国憲法は日本国のものであって、米国に適用できるものではない。それぞれの国が国益をかけて外交や経済、安全保障政策を取っているのであり、自国ファーストというのは当たり前のことなのだ。

谷口真由美


 日本が米国の属国であるかないかを、日本国憲法に依るのは不可能だ。そして、この日本国憲法を不磨の大典であるかのように崇める人々こそ、日本を永遠に米国の属国として縛りつけようとしている張本人であることに、彼らは気づいていないようだ。憲法9条を触るなという主張は、「話し合い」による外交を除けば、安全保障を全面的に日米同盟に依存せよという主張と同じだ。つまり、憲法9条を守りとおし、同時に米国から自立するのは、不可能な要求なのである。

 憲法9条とは、日本が安全保障の面で永遠に自立できない仕組みなのだ。だから、護憲派、反米パヨクは理想主義者、空想的平和論者と言われるのである。憲法議論から逃げる反日野党勢力を含め、こういう人たちこそ、日本の自立を妨げている張本人である。


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