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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年04月27日

民民・自由合併 ~ 新たな国民民主党につきまとう「負のオーラ」

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 玉木雄一郎率いる国民民主党と、小沢一郎率いる自由党が合併を発表した。合流模索の報道からなかなか進展せず、小沢がキレ気味に玉木の尻を叩いていた合流話だが、自由党が解散し、所属していた議員6人が国民民主党に合流したという。これによって、民民党所属議員の数は64人となり野党第2党のポジションを堅持したのだそうである。

 民民・自由の合併は、巨大与党に対抗する野党の塊を作るという狙いのもとに行われたという。そういう意味では「選挙対策政党」とも言えるだろう。小沢など、「今後は立憲民主党の枝野幸男代表が野党すべてに声をかけ、結集を図るのがベストだ。最終的にそれでまとまればいい」と語ったという。

民民党と自由党、合併


 そもそも国民民主党とは、民進党では戦えないと認識していた議員が、議席を守るため、小池百合子の希望の党へ合流してできたところがスタートだ。だが、2017年の衆院選で、小選挙区235戦中18しか勝てず、勝率8%という惨敗に終わったことで小池が求心力を失い、旧民進党議員が乗っ取った政党だ。まさに、小池が軒先を借した相手に母屋を奪われた格好だ。従って、民民党とは民進党、すなわち民主党の残党で構成される政党だ。そこに合流するのが、ほぼ全員がかつて民主党籍を持っていた自由党である。この合併は、野党再編の「触媒」を意図して為されたものなのだろうが、仮にその再編が成就したとしても、できあがるのは旧民主党の再集合でしかない。

 人々の記憶にいまだ鮮明な民主党政権の象徴といえば、鳩山由紀夫、菅直人、小沢一郎の3名である。この3名は、民主党政権の中核でありながら、同時に負の遺産でもある。鳩山は政界を退き、菅直人はただの泡沫議員。この2人の存在感は消滅したに等しいが、小沢は野心をまだ捨てず、この合併の前面に出てきている。小沢のプレゼンスは、新たな民民党の門出に負の要素しかもたらさないだろう。そのくらい、有権者の中には旧民主党アレルギーが残っている。

 直近の時事通信の世論調査によれば、民民党の支持率は0.6%、自由党のそれは0.2%であるから、両方合わせても1%に届かない。議員数で言えば野党第2党かもしれないが、有権者の期待はゼロに近い。彼らはそれを理解しているから、立民党に秋波を送り続けるのだ。当の枝野は、「他党のことなので、コメントする立場にない」とつれないコメントを発したのみである。

 民民と自由が合併した「新しい国民民主党」に感じられるのは、旧民主党の、とりわけ小沢一郎の負のオーラだ。近い将来、また小沢に壊されるのがオチではないか。


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