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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年04月23日

伊藤博文とテロリストを同列で語る、乙武洋匡氏の度し難いセンス

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 私は普段、あまりテレビを観る質ではないが、週末の昼間につけっぱなしにしたテレビから、興味深い内容が耳に入ってくることがたまにある。TVタックルは、番組が夜から昼に移動してからはあまり観なくなってしまったが、それでテレ朝の中では挑戦的な番組ではある。

 21日に放送された、テレ朝の「TVタックル」は、「東京・新橋&巣鴨で聞いた!今週の国民が怒っているニュース」というタイトルで、「タイで逮捕された日本人詐欺グループ」、「事故多発の“魔の交差点” どうして信号はつけられないの!?」という話題とともに、「新1万円札に“渋沢栄一” この発表に韓国メディアが痛烈批判」というネタが取り上げられた。言うまでも無く、渋沢栄一に関して南鮮メディアが「日帝時代に朝鮮半島の経済を奪い取った主役」として渋沢を槍玉にあげ、日本の新紙幣に難癖をつけている件だ。

 この度し難い内政干渉と因縁に対し、武藤正敏元駐韓国大使が南鮮の難癖を冷静に退ける話をした後、受け継いだ千原せいじ氏が「よその国のお札に文句を付けるなんて、俺が韓国国民だったら恥ずかしいからやめてって思う」と酷評し、「地球上でそんな国なんてあるんやろうかと思って」と斬り捨てた。下記は、その議論を受け取った乙武洋匡氏の弁である。

僕は最初、渋沢栄一さんに決まったって聞いた時は、「ああ、いい人選だな」って思ったんですけど、なんかやっぱりそうやって韓国が怒ってるって聞いた時に、僕はなるべく日本が逆の立場だったらって置き換えて考えるようにしてるんですね。で、せいじさんがさっき仰ってた「他人の国のお札にケチつけるなんて」っていうのもごもっともだなと思う反面、じゃあ例えば「韓国が新しい紙幣の顔に安重根を選びました」ってなったら、やっぱり多くの日本人がカチンとくると思うんですよ。「あの伊藤博文殺した安重根のお札なんて、どういこうこと?」って思う気がするんですよね。

乙武


 そもそも論で言えば、実態としては人殺し・テロリストである安重根と、渋沢栄一を並べて論ずる時点でアウトだろう。例えとしては最悪のチョイスで、乙武氏を言論人と位置付けた場合、そのチョイスのセンスは恥ずかしいレベルのものである。 

 乙武氏が言いたかったことは、過去の歴史を振り返ったとき、南鮮民族には彼ら独自の考え方もあるのだから、そういうことを批判するのではなく、もっと彼らの信条を慮れということなのかもしれない。この考え方を更に能動的に進めていけば、「日本はなにか新しいことをやるときに、先ずは近隣諸国からクレームが来ないかどうかを考えましょう。もしクレームの可能性があるなら、その企画は止めておきましょう」ということになる。そのものズバリ、戦後民主主義の価値観だ。

 「和を以て貴しとなす」を民族の価値観としてきた日本人は、特定アジア三国にもその価値観が通用すると勘違いしてきた。或いは、通用すると思い込まされてきた。だから、戦争に負けたことによって植え付けられた贖罪意識も相まって、中共や朝鮮にも「和」に基づくアプローチをしてきた。しかし、その価値観は日本文化独自のものであり、それが通用しないばかりか、巧みに利用されていることに、日本人はようやく気付き始めたのだ。

 乙武氏の思想は、戦後民主主義が幅を利かせていた時代には容易に受け入れられただろう。しかし、いまは違う。ひと言で言ってしまえば「古い」のだ。まぁそういう話以前に、乙武氏はたとえ話のセンスを磨いた方がよさそうである。


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