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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年04月12日

野田元首相の「あうんの呼吸」発言 ~ 旧民主党議員はこの“不都合な事実”から逃げるな

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 桜田五輪担当相が辞任した。都内で開かれた自民党高橋比奈子衆議のパーティーであいさつし、「(東日本大震災からの)復興以上に大事なのは高橋さん」と述べたことが問題視された直後の辞任で、事実上の更迭だと言われる。人が良さそうな人物だが、国会質疑での心もとない答弁や、わきが甘いと言わざるを得ない失言、または失言とされたものを見る限り、適材適所ということばとは程遠い人材だったと言わざるを得ない。忖度発言の塚田元国交副大臣に続く辞任劇で、辻元清美は「辞任ドミノが始まった」などといきり立っているらしい。辻元の発言などどうでもよいのだが、安倍政権にはしっかりとした登用を願いたい。

 さて、安倍総理にまつわる(実はまつわらないのだが)森友・加計問題や、塚田元国交副大臣の下関北九州道路など、忖度というキーワードが再び、政権与党批判に多用される傾向が顕著になってきている。統一地方選挙でふがいない結果におわった野党にとって、自分の足元を見つめなおすより、政権与党批判のほうが手っ取り早い選挙対策が権力批判だと認識されているということなのだろう。しかし彼らは、自分たちも一時期、権力を握っていたという事実を忘れているようだ。彼らが権力の座にあったときに記録された「都合の悪い事実」が明るみに出てくれば、彼らも攻撃しにくくなる。そんな事実が、夕刊フジによって発掘された。

スクープ!「証拠動画」を公開! 野田元首相が“忖度” 応援演説で「予算付け」「あうんの呼吸…」(夕刊フジ)

 野田佳彦元首相が、菅直人内閣の財務相時代、参院選と市長選の応援演説で、「『予算を付けます』というと職務権限に関わって…」「あうんの呼吸でやっていきたい」などと、「利益誘導」「忖度(そんたく)」を疑われかねない発言をしていた動画を、夕刊フジは入手した。民主党政権の流れをくむ野党各党などは、塚田一郎前国土交通副大臣が、山口、福岡両県を結ぶ「下関北九州道路」事業をめぐり、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相を「忖度した」と発言した問題や、桜田義孝前五輪相の被災地をめぐる失言を徹底追及している。野田氏のこの発言も究明すべきではないか。


 注目の動画は、2010年7月、千葉県鎌ケ谷市内で、野田氏が夏の参院選と市長選の応援演説を行う様子が収められていた。現場にいた市民が撮影し、発言に疑問を感じて保存していた。野田氏は、衆院千葉4区(船橋市)の選出である。

 市長選の候補者が、同市が抱える課題について説明した後、野田氏はマイクを手に、次のように語り始めた。

 「みなさんこんにちは。6月8日に菅直人新内閣の下で財務相を拝命しました。先ほど、○○候補からごあいさつがありました。○○さんとは、彼が初めて選挙に出て以来の付き合いです」

 「先ほど、鎌ケ谷のいろんな課題のお話がありました。『分かりました。予算付けます』というと、職務権限に関わって、選挙違反になってしまいます。『あうんの呼吸』でこれからやっていきたいということを、忘れずに申し上げておきたいと思います」


 野田氏は当時、莫大(ばくだい)な国家予算と徴税権などを握り、「官庁の中の官庁」「最強の官庁」と呼ばれる財務省のトップだった。撮影者もそうだが、動画を見る限り、「そこまで言うのか…」とあぜんとせざるを得ない。


 夕刊フジはこの動画を発掘した後、野田に質問状を送っている。内容は下記の通りだ。

  1. 「分かりました。予算付けます」という言葉は、利益誘導をにおわせた発言といえないか?
  2. 「あうんの呼吸で、これからやっていきたい」という発言は、「忖度」して予算を付けると言おうとしたのか?
  3. 野田氏のあいさつは、塚田氏の「忖度発言」と酷似していないか?
  4. 民主党政権時に、塚田氏のような「忖度発言」はなかったと言い切れるのか

 どの質問も、的を得たものだ。質問に対する回答をしない野田を夕刊フジが直撃すると、野田は「(質問状は)チラッと見た。あとは秘書が答える」と答え、逃げたという。野田事務所は「(鎌ケ谷市側から)具体的な要望があったわけではなく、『地元の声を十分、聞いていきたい』との趣旨だ。『忖度』とか『利益誘導』という話ではない」と回答したそうだが、苦しい言い訳に聞こえる。野田の言う「あうんの呼吸」とは、口に出して言えないことをお互いの共通理解で実施するという意味としか取れず、塚田元国交副大臣が発言した「忖度」と同じだ。そして、「この候補を当選させれば、予算を付けますよ」と、有権者に対して堂々と語っているのである。

野田、民主党代表を辞任

 当然ながら、この事実は、朝日や毎日の読者には伝えられないだろう。報道しない自由を行使し、政権与党に都合の悪いことのみを針小棒大に報ずる朝日、毎日にとって、この事実は触れてはいけないもの、ましてや報道してはいけない類いのものなのだ。だが、動画に残っている以上、この事実はネットを通じて拡散する。発言の主は、当時予算を牛耳っていた大臣であり、後の首相だ。事の重大さは桜田、塚田の比ではない。

 蓮舫や陳哲郎あたりがブーメランの名手だというのは周知の事実だが、元首相も案外やり手だったということになる。旧民主党、旧民進党の議員らには、この事実から逃げず、格好が悪い釈明でも垂れ流してもらいたいものだ。


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