FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年04月08日

統一地方選、大阪は自民の自滅、北海道は与野党ガチ対決で野党惨敗

← 応援クリック、ありがとうございます。

 昨日7日、統一地方選挙の前半戦投票日となり、注目された選挙で結果が出た。個人的に最も注目していた選挙はふたつ。ひとつは維新が仕掛けた大阪ダブル選挙であり、もうひとつは与野党がガチで対決した北海道知事選挙だ。福岡県知事選も注目のひとつだったが、ここでは置く。

 まず、前大阪府知事の松井氏と大阪市長の吉村氏がともに辞職し、両氏が立場をスイッチした“プーチン・メドベージェフ”コンビさながらの府知事・市長のダブル選挙。結果は松井・吉村組の圧勝だった。吉村氏が自公推薦の小西氏を退けた府知事選は、投票締め切り後1分もしないうちに当確が出る、いわゆる“ゼロ打ち”で、吉村氏の圧勝。市長選も大方の予想通り、松井氏が、これも自公推薦の柳本氏を寄せ付けなかった。

松井、吉村両氏


 この大阪の選挙結果には、ふたつの要素がある。ひとつは、自民党の明らかな準備不足である。自民党から府知事選に出馬を打診された辰巳拓郎氏がオファーを断ったと報じられたのは、選挙の僅か1か月前だ。地元大阪で市議、衆議院議員、市長というキャリアを積んできた吉村氏に対し、俄仕立ての候補者を唐突に擁立したところで、勝負にならないのは目に見えていた。

 もうひとつは、自民党候補者に野党、とりわけ共産党の支援がついたことではないか。この共産党支援という属性がネットを中心に語られるようになったとき、好むと好まざるとにかかわらず、自民党候補には政策以前に「反維新」というイメージがつき、それを投票日まで払拭できなかった。自民党の国会議員らが「共産党と共闘というのはデマ」と、SNSに盛んに書き込んでいたが、この負のパラメータは無党派層に拒否感を与え、自民党支持者も離反させた。総じて、大阪ダブル選挙は自民党の自滅ということになるだろう。

 もうひとつの注目は、北海道知事選挙だった。この選挙は、全国11道府県知事選で唯一、与野党の「全面対決」となったもので、与党推薦で前北海道夕張市長の鈴木直道氏と、野党統一候補で、陸山会事件で名を馳せた元衆院議員、石川知裕のガチ対決だ。結果は、鈴木氏の圧勝で、立憲民主、国民民主、共産、自由、社民が総力を挙げて支援した石川候補は、あえなく散った。ある日の石川の選挙カーでは、自由の森ゆうこ、民民の玉木、立民の蓮舫、共産の小池、社民から又市、それにアントニオ猪木と山口二郎という豪華メンバーがそろい踏みし、野党の結束を鮮明に印象付けた。もともと北海道は左派が土地で、野党の連中は勝算ありと見込んだのだろうが、野党が束になっても勝てなかった。この結果は大きい。

 総じていえば、大阪自民の体たらくが浮き彫りになったというだけで、関連して語られることが多い今夏の参院選にはほぼ影響なしと見てよいのではないか。そういえば、竹下・青木大国と言われた島根県知事選では、党本部が推薦した候補を地元の県議らが擁立した候補が破った。党本部候補の応援に入った石破茂は、いま何を思うだろうか。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2019/04/08 07:07 ] 政治 | TB(0) | CM(5)
カレンダー
03 | 2019/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ