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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年03月03日
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望月衣塑子は国民の代理人ではない

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 今も史上最長の官房長官在任記録を作り続けている菅義偉氏。菅氏以前の在任記録は福田康夫が持っていた1,289日(3年7か月)だが、菅氏の在任記録は、2012年12月26日の安倍内閣発足から数えて2,250日を超える、圧倒的なものだ。麻生元総理が総理大臣の環境を「どす黒いまでの孤独」と表現したのに対し、金も情報も集まるのが官房長官だ。そういう環境であるが故に、官房長官が力を持ちすぎることを危惧し、一定期間で交代させるというのが歴代政権が踏襲してきたメカニズムだった。もちろん、官房長官の職が激務であることもひとつだろう。政府で最も多忙と言われるのが官房長官だ。

 菅官房長官の長期在任のわけは、安倍総理が全幅の信頼を寄せていることはもとより、菅氏にそのような野心が見受けられないことだろう。そういう信頼があって、菅官房長官の仕事の抜群の安定力があるのだと思う。菅氏は秋田から集団就職で上京し、板橋の段ボール工場で働き、法政大学の夜間部を卒業した苦労人だ。官房長官は、メディアへの露出は多いが、基本は総理の裏方である。こういうサクセスストーリーはメディアでは取り上げられない。

 さて、その菅官房長官がメディアを排除し、国民の知る権利を侵害していると訴える勢力がある。原因を作っているのは、東京新聞の望月衣塑子だ。望月の度重なるアジテーションと自己主張、また、繰り返される“事実に基づかない質問”に対し、菅氏が「答える必要はない」と答えたことをメディアや倒閣野党が採り上げ、「官房長官失格」というレッテルを貼ろうと躍起になっている。

望月衣塑子


 立民党の辻元清美は「記者に圧力をかけ、誠実に答えない。官房長官として失格だ」とし、民民党の玉木は「どんな時でも丁寧に、真摯に答弁してほしい」と批判した。一方で、日本維新の馬場幹事長は望月の質問に対して「果たして質問なのか」と疑問を呈し、「単に持論を展開しているだけではないか。長官に同情する」と反対の立場を述べている。望月の質問を何度か聞けば、その質問と称するものがサヨクのアジ演説に近いものであると感じる。菅氏の対応を「圧力」という辻元だが、記者会見の主旨を無視する望月の側に問題があるのであって、官房長官の時間を無駄な質問で奪うことこそ、国益に反する行為である。

 マスコミが、国民の知る権利を媒介する機能であることは、誰もが知ることだ。しかし、それは国民が全権委任するマスコミの使命ではない。従って、マスコミが知る権利を行使する上で「何を聞いてもいい」「何を書いてもいい」と振る舞うこと自体、傲慢だ。彼らはしばしば、「権力の監視がマスコミの責務」と公言する。しかし、本当にそうだろうか。視聴者、読者、国民が求めているのは、事実に基づく正確な報道である。その上で、マスコミ各社の色を見極めた上で、視聴、購読する会社を選ぶのだ。事実に基づかない報道でバッシングを浴び、謝罪まで追い込まれた朝日新聞が良い例ではないか。権力の監視は、マスコミの機能のひとつであったとしても、すべてではない。権力の監視が目的化した時点で、マスコミは国民の要求と乖離するのである。

 望月のような手法を求めているのは、国民のごくごく一部に過ぎない。その事実を棚に上げ、記者が国民の代理人であるかのような立場を表明するのは、単なる思い上がりではないだろうか。


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