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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年02月26日

吐き気すら覚える、陳哲郎の「直ちに辺野古工事を中断すべき」発言

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 一昨日行われた、辺野古埋めたての是非を問う沖縄県民投票の結果を受け、各全国紙は一斉に紙面を割いてこの問題を論評した。産経は「今回の県民投票はその内容にかかわらず、民主主義をはき違えたものである」とし、同時に政府与党としての立場をわきまえず、自主投票を決めた、地元の自民・公明両党を批判した。毎日は「在日米軍施設の7割が集中する沖縄県内に(普天間飛行場の)代替施設を引き取ってもらいたいのなら、県民の多くが納得することが条件だ」とし、不可能を要求している。読売は一面での取り扱いを拒否するばかりか、社説でもこの問題を取り上げなかった。

 朝日新聞は、法の下の平等、基本的人権の尊重、地方自治という、憲法に書かれた原則を持ち出し、「民主主義国家において民意と乖離した外交・安保政策は成り立たず、また、住民の反発と敵意に囲まれるなかで基地の安定的な運用など望むべくもない。この当たり前の事実に、政府は目を向けるべきだ」と書いた。それなら、朝日は、沖縄県民だけでなく全国民の投票を提案したらいい。都合よく民意を持ち出すのはいい加減にしてもらいたい。

 もっとも、新聞各紙の論評は予想できた内容だ。同じく、各政党から出された談話も予想通りだが、その談話の内容の酷さは新聞の下を行く。

共産 志位委員長「反対の明確な民意」

「県民投票の結果は、辺野古埋め立て反対の明確な民意を示すものとなった。沖縄県民の歴史的な勝利であり、安倍政権に対し、県民の民意を重く受け止め、『辺野古新基地建設』のための埋め立てを直ちに中止することを強く求める」


 歴史的な勝利を叫ぶなら、法的拘束力を持つ国政選挙の勝利を以て言ってもらいたい。

自由 小沢代表「民意無視なら打倒すべく全力で闘う」

「今回の県民投票で沖縄の民意は明らかとなった。政府は当然、尊重しなければならない。沖縄県民と国民をないがしろにする政治は、絶対、許されるべきではなく、安倍政権が民意を無視し、背くというなら、打倒すべく全力で闘っていく」


 発想と談話の内容が、反日プロ市民のレベルだ。「沖縄県民と国民」を一緒くたにしているが、論法に無理がある。打倒するなら勝手にすればいいが、国民の多くは小沢に背く。

 許し難いのは、立憲民主党の陳哲郎の談話だ。

「去年の知事選挙に続き、沖縄県民は辺野古への基地移設に反対の意思を改めて明確に示した。政府は結果を極めて重く受け止めなければならない。『県民に寄り添う』などのことばとは裏腹に、累次にわたって示されている県民の民意を全く無視する基地建設の強行は、民主主義の何たるかに目を向けようともしない安倍政権の体質を如実に現していて、断じて許しがたい。直ちに辺野古での基地建設工事を中断するべきだ」


 昨日も書いたが、ルーピー鳩山政権は辺野古移設を是とする方針を閣議決定している。陳はその鳩山政権の外務副大臣だった。もし鳩山政権下でこの県民投票が実施され、同じ結果が出たとすれば、陳哲郎の口から出て来る談話は全く逆の立場のものだったはずだ。「国外、最低でも県外」「私には腹案がある」「学べば学ぶほど(海兵隊の各部隊が)連携し抑止力を維持していることが分かった」などという一連の発言で沖縄県民の心をもてあそび、基地問題を泥沼化させたのが鳩山であり、その政権下で副大臣を務めていた陳に責任がないはずがない。よくこんな言葉を吐けたものだと、こっちが吐き気を催す。

陳哲郎


 そもそもこの県民投票は、辺野古移設の是非を問うこととセットであるべき「普天間をどうするか」という大問題を、選択肢から消している。その一点をもっても「茶番」であり「アンケート」の域を出ないのだ。少なくとも不十分であることには変わりない。この県民投票結果には、「辺野古移設にはノー」だが、普天間の問題については「そんなこと知らん!」という二重の意味がある。一方は民意と言いながら、本来であれば同時に検討されるべき普天間が論点隠しをされているのだ。そのことについての言及をせず、「工事を止めろ」という政治家がいて、政党があるなら、そんな政治家は地方議員に鞍替えし、政党は国政政党の看板を下げるべきだろう。

 こういう政治家たちは、すべて詐欺師と変わらない。政党ごと政界から消してやりたいが、消すことがかなわなくても、一議席でも減らす努力を、国民はすべきだ。


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