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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年02月15日

桜田五輪相の発言全文を読めば「がっかり」批判はあたらない

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 桜田義孝五輪相が「ガッカリした」という発言で炎上している。競泳女子の池江璃花子選手が白血病と診断されたことを公表した。テレビで見る池江選手は健康そのものであり、その印象が非常に重い病を患っている現状と直結させづらい。非常に人気がある選手で、東京五輪での活躍が期待されていただけに、スポーツファンのみならず、多くの国民にショックを与えることとなった。

 桜田大臣の「ガッカリ発言」は本当にそこまで酷いものなのか。実は、大臣のコメント全文を読むと、まるで印象が変わる。産経新聞が全文を掲載しているので、注意深く読んでいただきたい。

「がっかり」だけではなかった 桜田五輪相発言全文 (産経)

 --きょう、競泳の池江選手が自らが白血病であることと、しばらく休養することを発表しました。大臣として、これについての受け止めをお願いします

 「正直なところ、びっくりしましたね。聞いて。本当に。病気のことなので、早く治療に専念していただいて、一日も早く元気な姿に戻ってもらいたいというのが、私の率直な気持ちですね」

 --競泳の中ではですね…

 「本当に、そう、金メダル候補ですからねえ。日本が本当に期待している選手ですからねえ。本当にがっかりしております。やはり、早く治療に専念していただいて、頑張っていただきたい。また元気な姿を見たいですよ。そうですね」

桜田五輪相


 --大臣はこれまで、池江選手の活躍をどのようにご覧になられてましたか

 「いやあ、日本が誇るべきスポーツの選手だと思いますよね。われわれがほんとに誇りとするものなので。最近水泳が非常に盛り上がっているときでもありますし、オリンピック担当大臣としては、オリンピックで水泳の部分をね、非常に期待している部分があるんですよね。一人リードする選手がいると、みんなその人につられてね、全体が盛り上がりますからね。そういった盛り上がりがね、若干下火にならないかなと思って、ちょっと心配していますよね。ですから、われわれも一生懸命頑張って、いろんな環境整備をやりますけど。とにかく治療に専念して、元気な姿を見せていただいて、また、スポーツ界の花形として、頑張っていただきたいというのが私の考えですね」

 --最後に一言だけ。池江選手にエールを送るとしたらどんな言葉を

 「とにかく治療を最優先にして、元気な姿を見たい。また、頑張っている姿をわれわれは期待してます、ということです」


 私は、桜田大臣を全面的に擁護するつもりはないし、氏に脇の甘さがあるとは思う。ただし、桜田大臣の「ガッカリ」を「選手を駒としてしか見ていない」とか、「人としてどうなの?」というのは明らかに行き過ぎた批判ではないだろうか。大臣は、「早く治療に専念していただいて、一日も早く元気な姿に戻ってもらいたい」という素直な気持ちを、何よりも先に述べている。ところが、報道ではその部分が省略され、「ガッカリした」という言葉のみが切り取られている。ネットを暫く調べてみたが、批判の多くはその切り取られた部分についてのものであるようだ。

 この現象は、メディアが引き起こしたものだろう。朝日新聞はわざわざ社説まで使い、桜田大臣の人間性まで否定しようとしてる。

(社説)桜田五輪相 妄言・迷走も極まれり(朝日)

 人間の尊厳をどう考えているのか。それよりも金メダルや国威発揚が大事なのか。

 白血病と診断されたことを公表した競泳の池江璃花子(りかこ)選手について、桜田義孝五輪相がおととい、NHKの記者らに対し、「がっかりしている」「(五輪の)盛り上がりが若干下火にならないか、心配している」などと感想を述べたという。

 信じがたい発言だ。かねて閣僚としての資質が疑われてきた桜田氏だが、その任に堪えないことが改めて明白になった。

 きのうになって「配慮を欠いた」と発言を撤回したが、池江選手本人や家族、周囲で支える人を傷つけ、快復を願う多くの国民との間に、深い溝が刻まれたのは間違いない。野党が一斉に批判したのは当然だ。(抜粋)


 朝日新聞は切り取り犯であると同時に、許し難い偽善者だ。桜田大臣の発言が「池江選手本人や家族、周囲で支える人を傷つけ、快復を願う多くの国民との間に、深い溝が刻まれたのは間違いない」と断定し、「人間の尊厳を踏みにじる人」としての桜田像を読者に植え付けようとする。桜田大臣と、池江選手を心配する国民を意図的に対立させ、大臣を国民の敵に仕立てあげる手法だ。だが、朝日こそが、池江選手に寄り添うふりをしながら、実は彼女の病を政争の具として利用し、大臣批判、内閣批判を展開しているのである。桜田大臣の資質を言うのであれば、「言論機関の任に堪えないのが朝日新聞である」ということばを返したい。

 麻生副総理も度々「発言切り取り報道」の被害者となっているが、恣意的な報道に流されるなという点でいえば、恰好のサンプルである。


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