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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2019年02月08日

忖度するメディア ~ 辻元外国人献金問題をスルーする産経以外の新聞の愚

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 一昨日、夕刊フジによる辻元清美の外国人献金事案が明るみに出て以来、保守派のネット界隈では大騒ぎだ。それもそうだろう。辻元といえば、野党第一党の執行部に籍を置くことはもとより、野党に在って政権批判の急先鋒だった人物だ。反安倍のパヨクメディアには重宝がられ、辻元に喋らせれば、歯に衣着せぬ政権批判の発言が取れるため、メディアが寄ってくるし、その分、露出も多い。反安倍プロパガンダのスポークスマン的役割を担う存在でなのだ。

 政治の世界は不思議なもので、批判する側に対し、批判する対象と同じ倫理や公正さを求めるということがない。それは、反安倍の政治家とメディアの間に、反権力、または反安倍という共通の目的や価値観があるからであり、彼らは一種の“グル”なのだ。しかし、有権者は違う。多くの国民は、野党やメディアに「権力の監視」など求めておらず、野党には国益に根差した建設的な議論や政府与党への対案を、メディアには事実報道を求めている。メディアや野党が信頼を失うのは、その有権者の要求と彼らの実態がまったくずれているからだ。

辻元清美


 辻元は外国人献金の発覚後、前原誠司の前例踏襲を拒否している。政治とカネを与党批判のネタにし続けてきた辻元は、足元で発覚した同種のネタについては「返金したからセーフ」とでも言いたげだが、それは通らない。政権与党であろうと野党であろうと、国会議員は国民の負託を受け、税金で賄われた財源で政治活動をする。献金が外国人からである場合、「外国人からの負託を受けた政治活動」になるわけで、その点においては与党も野党も関係ないのだ。

 辻元も酷いが、メディアも酷い。政治とカネに煩い報道ステーションは、この問題を扱ったものの、その時間はたった1分程度だったそうで、天気予報より扱いが小さかったという。その上、「韓国籍」を「外国籍」と言い換え、「既に訂正」と辻元を擁護した。解説者の後藤謙次氏もコメントを挟むことなく、話題は次へと進んだそうだ。扱いのレベルは、日テレ系のnews zeroでも、TBS系のNEWS 23でも同じだったという。彼らはスキャンダルの相手によって、忖度を働かせるということだ。

 かなり大きなニュースにもかかわらず、スキャンダル発覚の翌日朝刊でこのネタを取り上げたのは、産経新聞一社だった。つまり、産経以外の報道における「政治とカネ」というイシューの取り扱いは、疑惑の対象によって使い分けられるということだ。メディアは政治とカネを問題にしているわけではない。「内閣および政権与党の」という属性が付随してこそ、政治とカネが問題になるということだ。これは明らかに偏向だ。

 野党やメディアが信用を失い続けるのは、この一般有権者との意識の乖離にあるのではないか。ネットの情報は玉石混交と言われるが、少なくとも、ネットのほうがこの問題を深く、綿密に掘り下げている。疑惑の対象に忖度するだけの報道なら、報道の価値は著しく低下する。そのことに気づかないメディアは、今後も凋落の一途を辿るだろう。産経新聞だけには頑張って欲しい。


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