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フィリピンの首都マニラの南に位置するサンペドロ市に、昨年12月28日に設置された、いわゆる慰安婦を象徴するとしたビッチ像が、除幕式から2日後の30日に撤去された。フィリピン大統領府声明では「すでに議論された(慰安婦)問題を不当に政治問題化することは控えるべきだ」とし、「いずれにせよ、日本は補償を含め過去の行為について心から償っている」としている。
フィリピンではマニラにも同類の像が設置されていたが、安倍政権の要請を受けたドゥテルテ大統領が像の撤去を陰で指示したとされている。河井克行総裁補佐官がドゥテルテ大統領と会談した際、「日本側は激怒している」と伝え、ドゥテルテ大統領が関係団体の説得にあたることを約束した。ドゥテルテ氏は、「日本の償いは何年も前に始まった。侮辱するのはもうやめよう」などと述べている。これが一般的な感覚ではないか。ビッチ像の建立は、表向きは女性の人権の尊重らしいが、実態は極めて政治的なもので、「日本に対する侮辱」なのだ。
こういう侮辱的な言動が容認され、時に推奨されるのが、南鮮の対日外交だ。これは彼らの国是であり、そういう思考を持つように国民を洗脳してきたから、一朝一夕で変わるものではあり得ない。南鮮海軍が公表した日本防衛省への反論動画は、今年の「初笑い」以外の意味を持たないものだったが、こんなチープなものを国際社会に公表する「恥」を自ら曝け出すあたり、不治の病というしかない。

笑ってはいけない南鮮海軍動画ww
河野外相のコメントに、少し気になる部分がある。「なるべく早期にこの問題を解決するのが大事だということで、康京和長官も私も認識は一緒です」というものだ。もちろん、なるべく早い問題解決が大事なことは確かだ。だが、その「なるべく早く」は最重要な点ではあり得ない。最重要な点は、海自自衛隊員の命を危険にさらした南鮮海軍の行為を認めさせ、謝罪させることであって、そこに妥協があってはならない。南鮮との外交問題は、問題解決へのアプローチで、友好を重んじる上での妥協が繰り替えされてきたことが諸悪の根源だ。そういう曖昧さが、両国間の関係を更に複雑なものとし、結果的には悪化させてきたのだ。
評論家の門田隆将氏は、こう力説している。
ここで許したら「日韓の未来」はない (門田隆将オフィシャルサイト)
映像公表後の日韓外相による電話会談によって「早期解決」で見解が一致したというから油断はならない。もし、日本が、このまま「早期解決」を図ったら、安倍政権の支持率急落は避けられまい。統一地方選、そして参議院選にも尾を引く問題となるのは間違いない。
今回、日本が毅然とした対応がとれるか否かは、中国やアメリカに対して韓国が持っている「節度と敬意」が今後、日本に対しても「生まれるかどうか」がかかっている。
それが生まれてこそ、日韓の真の友好はスタートする。そのためには、「これ以上の追及をするな」「早期解決を図れ」と今、必死で官邸に働きかけている日韓議員連盟の面々に耳を貸さないことだ。そして私たち国民は、彼ら日韓議員連盟が、日韓の未来の「真の敵」であることを認識する必要がある。
最も重要なのは、南鮮に負けを負けとして認めさせることではないだろうか。国是の反日無罪によって形成された世論に呪縛されるメカニズムによって、青瓦台は身動きが取れないだろう。だが、いわゆる徴用工の問題にしても、今般の火器管制レーダ照射の事案にしても、日本政府の対応は、今までの南鮮が想像できなかったレベルのものだ。折角そこまで対抗レベルを引き上げておいて、安易な幕引きをしてしまっては、南鮮にある種の成功体験を与える今までの外交と同じなのだ。
安倍政権は、安易な幕引きが政権への支持を失わせることを、肝に銘じるべきだ。
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