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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年12月29日

古谷経衡のネトウヨ定義のお粗末さと短絡性に呆れる

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 古谷経衡といえば、少し前には保守系論壇誌に論文らしきものを寄稿するなど、いわゆる保守系の言論人と見做されていた。だが、元々ダメだったのか、変節したのかはさておき、最近の彼の言論はかなり強引で乱暴だ。この古田、最近はネトウヨ叩きに余念がなく、パヨク陣営から重宝されているようだ。

 古田のネトウヨの原則とは下記の7項目であり、そのうち上の3項目は必須条件なのだそうだ。

1.(必須)嫌韓、嫌中の感情が旺盛
2.(必須)在日コリアンに強いネガティブ感情
3.(必須)大手メディアへの敵愾心(産経新聞を除く)
4.先の戦争を肯定的に捉え「東京裁判史観を否定」
5.首相ら公人の靖国神社公式参拝を支持
6.憲法9条改正を含む安保政策でタカ派的価値観
7.安倍晋三政権を支持する

 私は嫌韓、嫌中を前面に標榜しているわけではなく、単に彼らの言動を可能な限り論理的に批判しているだけのつもりなのだが、古谷のような人物にとっては、私のような人間こそがネトウヨなのだろう。大手メディアへの敵愾心については、語るまでもない。メディア不信には理由があり、それは何度も何度もブログに書いてきたから、今更繰り返すまでもない。敵愾心とは「敵に対して怒りを燃やし、これを倒そうとする闘志」のことを言うのだそうだが、朝日新聞をはじめとする大手メディアには、怒りを買い、打倒したいと思わせる明確な理由があるのだ。

 その大手メディアのなかでも、現在、保守派にマークされているのが、テレビ朝日のモーニングショーだ。この番組の玉川徹については、拙ブログでも度々採り上げ、批判してきたが、この番組内のコーナー「そもそも総研」に古谷が出演し、相変わらず底の浅いネトウヨの定義とやらを披露したそうだ。そこで古谷は、ネトウヨの定義として「韓国と中国と朝日新聞が嫌い。単純にこれだけです」と語り、併せて「一個でも嫌いだったら反日、一個でも好きだったらパヨク」と定義したそうだ。

古谷経衡


 私は、決して同意はしないけれども、支那や南朝鮮について、好きとか嫌いの感情は否定しない。それは内心の問題であり、自由であり、それぞれの人には固有の価値観がある。朝日新聞についても、この新聞の言論を礼賛している人を哀れだとは思うが、基本的には勝手にやればいいと思っている。要するに、古谷の定義の欠点は、好き嫌い以前に、中韓や朝日新聞を論理的に批判しようとする人をもすべてひっくるめてネトウヨと定義している短絡性にある。要するにこの定義は、単なるレッテル貼りでしかないのだ。

 例えば、7つの定義を見てみても、それらが批判的に捉えられなければならない必然性はない。日本を野蛮な侵略国だったという前提で開かれた、事後法で日本を断罪した東京裁判に関しては、GHQのマッカーサー自身が「あれは日本にとって自衛の戦争だった」と言っていることからも、不当性はある。憲法9条という日本固有の特殊な部分を世界標準に合わせるべきと言っていることが、何故批判的に論じられるのかは理解できない。安倍政権を支持したらネトウヨになるという方程式も意味不明だ。7つの項目は、別に批判的に捉えられるべきものではなく、むしろ、保守派から見ればまっとうなものの見方なのだ。

 この放送や番組には、公共の電波を使って国民の一定の層にヘイトを向けるという意味において、倫理感の欠片もない。一言で表現すれば「低俗」という言葉が適当だ。拙ブログでは、来年もこういう勢力を批判していく。


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