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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年12月10日

ハリス駐韓大使の警告 ~ 「南鮮は同盟を当然視するな」から日本も学べ

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 日経ビジネスオンラインで、ジャーナリストである鈴置高史氏による「米韓同盟消滅」にようやく気づいた韓国人」という記事が配信されている。南朝鮮の「2018年統一貢献大賞」という、わけのわからない賞を、現米国駐韓大使であるハリー・ハリス氏が受賞し、その受賞スピーチでの発言を採り上げたものだ。短いスピーチだったそうだが、ハリス大使はこんなことを語っている。

  • (米朝首脳会談により)北朝鮮に肯定的な変化が生まれる可能性が無限にあると考えている。しかしこれは金正恩(キム・ジョンウン)委員長が非核化に関する自身の約束を守る時にのみ可能になる。
  • 北朝鮮が非核化に関する具体的な措置をとるまで、現在の制裁が維持されるということだ。文大統領が語ったように、南北対話は非核化の進展と必ず連携されることだろう。


 ハリス大使は文在寅に対し、釘を刺したのだ。「南北対話は非核化の進展と連携される」というのは、文字通り、非核化が前提でなければ対話しないという意味であり、あからさまに対話と制裁緩和に走る文在寅の方針に反対の意思を表明したのだ。大使とは、本国政府の代理人である。当然ながら、これがトランプ政権の方針なのだ。

 そして、ハリス大使は、極めつけのひとことを投げかけた。

最後に一言申し上げたい。我々の同盟は確固として維持されているが、我々はこれを当然視してはいけない。


 ハリス大使は、「米国は、場合によっては南朝鮮を見限るぞ」という、大きく太い釘を打った。米韓同盟は南朝鮮における平和維持装置であるはずなのだが、その現実を無視し、対北融和政策に走る文在寅の言動を、米国が問題視していると言うことに他ならない。

ハリス駐韓大使
ハリス駐韓大使(米太平洋軍司令官当時)


 鈴置氏は、「私の記憶する限り、米政府高官が公開の席で「同盟破棄」に言及して韓国を脅したのは初めてです」と記述している。同盟破棄という事態が現実化すれば、それは支那や北朝鮮を利することを意味する。東アジアにおける共産・社会主義陣営の伸張を阻止したい民主主義陣営の代表格である米国が、それを言うのは禁句だったはずだ。米国は、駐韓大使を代理人として、それをあえて言葉にした。

 11月、在韓米軍は、ソウルにあるアメリカンスクールを閉鎖すると発表した。龍山米軍基地の返還と司令部移転に伴う措置なのだが、在韓米軍は「移転」ではなく「閉鎖」と発表した。軍事攻撃が近いのではないかという憶測を呼んだが、移転の背景に基地返還があるため、それは当たらないだろう。むしろ、「閉鎖」という発表が与えるインパクトを考慮したものという見方の方が正しいと思われる。

 仮に在韓米軍の撤退が現実化すれば、我が国にとっても一大事である。北朝鮮に対する防衛線が、38度線ではなく、日本海にまで南下してくることになる。撤退は急激に起こるものではなく、青瓦台への直接、間接を問わずの警告、先の学校閉鎖など、あらゆる事象を以て米国の意思を示すことになるだろう。ただ、現在までのところ、文在寅がその警告を真に受けた兆候はない。文が在韓米軍という平和維持の公共インフラを捨ててまで、無条件の南北統一に走れば、ことは現実化する。

 日本は、その事態に備えるべきだ。多少の犠牲や出費は覚悟の上、日米同盟の強化を図らなければならない。同時に、自主防衛の環境を整えることだ。自民党は、先送りしたといわれる憲法改正を、再びスケジュールに乗せるべきだし、いまだに平和安全法制に反対するサヨク政治家連中のバッジは、選挙を通して国民の意思を示し、剥奪すべきだ。

 日本は日米同盟を「当然視」してはならない。南鮮の失敗を反面教師とすべきである。


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[ 2018/12/10 07:07 ] 外交 | TB(0) | CM(10)
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