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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年10月05日

「反教育勅語原理主義」がパヨクの思考を停止させる

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 昨日も書いたが、柴山文科相の教育勅語に関する「現代風に解釈され、あるいはアレンジした形で、道徳などに使うことができる分野というのは十分にある。普遍性をもっている部分がみてとれる」という発言について、火病を発症したパヨクの騒ぎが止まらない。

 平成26年4月、あの前川助平が国会答弁で、「教育勅語の中には今日でも通用するような内容も含まれており、これらの点に着目して活用することは考えられる」と、文科省の見解を示しているというからお笑いだ。反安倍の象徴としてパヨクに重宝されている籠池泰典氏も、教育勅語の推進者である。パヨクというのは、敵の敵は味方という論理でイデオローグを利用するが、その利用方法の前に、整合性が破綻しているのだ。

柴山文科相


 保守の間で人気者(もちろん皮肉)のコニタンも、さっそくTwitterで、柴山大臣の辞職を要求している。


 コニタンは「学校教育から排除済み」と断言しているが、直近の閣議決定は「勅語を教材として用いることまでは否定されることではない」というもの。単に無知なのか、時系列としての整理ができていないのか。歴代の文科大臣も教育勅語に対して肯定的な見解を示しており、これが辞任理由に当たるというのは、事実関係として間違いである。

 また、コニタンは、「徳目は、皇室皇国に身を捧げる天皇の忠臣となるために説かれているもの」と言っている。小西の最大の間違いはここだ。勅語の結びは、このような一文だ。

朕爾臣民ト倶ニ拳々服膺(けんけんふくよう)シテ咸(みな)其德ヲ(そのとくを)一ニセンコトヲ庶幾フ(こいねがう)
(朕は汝臣民と一緒にこの道を大切に守って、皆この道を体得実践することを切に望む)


 教育勅語で書かれている内容は、強制ではない。天皇自らこれを実践するから、国民もこの道を一緒に守っていくことを願うと書いている。元首が国民に何かを命ずるということは歴史上いくらでもあるが、元首が国民に「一緒にやろう」と働きかけを行うケースは実に珍しい。

 会見でこの教育勅語を持ち出したのは、NHKの記者だそうだ。質問は、「教育勅語について、過去の文科大臣は中身は至極真っ当なことが書かれていると発言されていますが、大臣も同様の考えか?」というものだ。当然、これは柴山大臣への誘導質問であり、この質問に対して大臣は、「現代風に解釈され、あるいはアレンジした形で、道徳などに使うことができる分野というのは十分にある。普遍性をもっている部分がみてとれる」と答えている。大臣は前提として「分野」、「部分」という言葉を使っており、教育勅語全体を肯定しているというメディアの報道が歪曲なのだ。
 
 繰り返しになるが、小西博之は教育勅語が「皇室皇国に身を捧げる天皇の忠臣となるために説かれているもの」と説いている。批判するパヨたちは、恐らく教育勅語を呼んだことがないと思われるので、念のため、勅語の他の部分も使って検証してみよう。

我カ(わが)臣民(しんみん)克ク(よく)忠ニ(ちゅうに)克ク(よく)孝ニ(こうに)億兆(おくちょう)心ヲ一ニシテ(しんをいつにして)世世(よよ)厥ノ(その)美ヲ(びを)濟セルハ(なせるは)此レ(これ)我カ國體(こくたい)ノ精華ニシテ敎育ノ淵源(えんげん)亦(また)實ニ(じつに)此ニ(ここに)存ス(ぞんす)
(我が臣民はよく忠にはげみよく孝をつくし、国中のすべての者が皆心を一にして代々美風をつくりあげて来た。これは我が国柄の精髄であって、教育の基づくところもまた実にここにある。)


 国民が心を一つにして、天皇の治世を支えてきたという一文だ。我が国の歴史を支えてきたのは、天皇が中心にいたことも事実だが、「国民が支えてきたから」だというのである。天皇がただ国民に「忠臣」としての役割を求めるだけなら、国民を褒めたたえることなど必要ない。

 これを、「天皇の忠臣となるために説かれているもの」というのは、硬直した反天皇・反教育勅語原理主義である。教育勅語全体を認めないのであれば、声高に「親孝行をしてはダメ」、「兄弟、姉妹、夫婦は仲良くしてはダメ」、「友達を信じてはダメ」と訴えればよい。それをしないのであれば、「部分的な普遍性」を認めた柴山文科相の発言を批判する資格など無い。


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