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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年09月09日

自民党総裁選 ~ 菅野完のインタビューを受ける石破氏の感覚がわからない

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 地震による北海道の停電はほぼ復旧したようだ。電力は市民生活、企業活動を営む上で欠かすことのできないものだが、道唯一の泊原発の再稼働は、敷地内の断層が12~3万年以降に動いたかどうかをめぐって紛糾し、目途が立たないそうだ。そんな状況で、電気を本当に必要としている人が節電を余儀なくされる中、札幌や千歳のパチンコ店は通常通り営業していたという。やる店も店なら、行く客もどうかしている。

 パチンコ店が営業できるくらいの状態なら、自民党総裁選が続行可能だという論は成立するだろうか。「パチンコ店、震災にも負けずに営業中」というのは、そんな皮肉も言いたくなるようなニュースだが、被害を受けた道民に寄り添うようなふりをして、総裁選に待ったをかける連中が現にいるから、そういう連中には皮肉の一つも返したいと思うのだ。総裁選延期論を唱える総裁選当事者の石破氏は、このニュースをどう聞くのだろう。

 その石破氏、踏み入れてはいけない領域に足を突っ込んだようだ。扶桑社が展開しているハーバー・ビジネス・オンライン上で、石破氏が、あの“婦女暴行犯”で“逃亡中”である菅野完のインタビューに答えている。いくらなんでも、相手を選ぶべきだろう。相手は元しばき隊で、森友学園問題で籠池理事長を取り込み、利用し、安倍政権を打倒しようとした人物の一人だ。自分の考えをより広く知ってもらうことは重要だろうが、発言がどういう利用の仕方をされるか、政治家なら十分想定できる相手ではないか。この石破氏の感覚が、私にはわからない。

菅野完(手前)と石破氏
菅野完(手前)と石破氏


 もっとも興味深いのは、普天間の辺野古移設のくだりだ。

辺野古以外の選択肢も検討の余地はある

――これ、あえて聞きにくいことを聞くのですが、もしその「沖縄の犠牲」を意識するというのであれば、普天間の移転が辺野古ではなくて県外っていうチョイスってのは、石破さんの中では今後、検討の余地はあるのでしょうか?

石破:辺野古基地への移転は、こんなに時間がかかっているけれども、第一次案でしかないのです。その先にどれだけの機能や基地を国内外に分散できるか、という検討の余地は当然あるべきだと思います。ただそこにおいては、地政学と言うとよくわからないかもしれませんが、軍事合理性という観点が常に必要です。


 単に可能性というだけなら良いだろう。だが、自分自身が自民党総裁候補で、勝てば総理大臣になる存在を分かっていないのか。この言質が利用されたら、それこそルーピーの二の舞ではないか。

 そもそも、インタビューの相手が悪い。共産党が産経新聞のインタビューで、妙な言質を取られるのと同じである。安倍政権を貶めたいという共通の利益が実現したインタビューとも解釈できる。以前のブログで、「石破氏の選挙参謀はバカか」と書いたが、参謀を含め、こういう行動に出ること自体、石破氏にはもう先がないように思われる。

 石破陣営の議員は「総裁選後、党に残れるのか」と不安とぼやきを吐露していたというが、杞憂と思われたその状況が、現実化するかもしれない。そんなことを思わせるインタビューだ。


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