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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年08月27日

石破氏、「正直、公正」というキャッチフレーズ変更か!?

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 共同通信の調査で、安倍内閣の支持率が44.2%で、前回から0.8ポイント増えたそうだ。共同通信の調査では、支持率が不支持率を上回わるのは3ヵ月連続となる。実際のところ、どの会社の調査も信頼性については疑問が残り、その中では、時事通信社の対面調査による支持率38.5%、不支持率38.9%あたりが落ち着きどころではないかと思う。毎日、守旧メディアの反安倍報道の刷り込みがされる中で、よく健闘している。

 その安倍自民党総裁が、昨日、視察のため訪れた鹿児島県垂水市で党総裁選への立候補を正式に表明した。「あと3年、日本のかじ取りを担う決意だ。その決意のもと総裁選に出馬する」と、記者団に語った。また、安倍総裁は、「(昨年の衆院選で)国民の支持をいただいたのはわずか11ヵ月前のこと」と、選挙という審判を受けている事実を挙げ、国民の負託を受けた総理大臣である立場も明確にした。残すは、自民党の負託のみである。

 勝負がついた選挙ではあるものの、自民党総裁選が正式にスタートすることになる。出馬に意欲を示していた野田聖子は、「私は意外に粘り強い女。絶対諦めない」と出馬に執念を見せたが、この突っ張りは3年後の総裁選への布石だろう。推薦人20人を集めることすら危ぶまれる候補は、この選挙に出たところで敗戦確定だ。実際、野田は3年後も出馬への意欲を失っていないだろうし、国会議員でいる限り、その意欲は持ち続けるだろう。だが、推薦人20名をまとめ上げることすら危ぶまれる候補に、国をまとめることは可能か、という疑問が常に残る。

 さて、いの一番に出馬表明した石破茂候補は、日を追うごとに追い詰められている様相である。参院竹下派の支援はあるようだが、それ以外で確定しているのは自分の派閥のみだ。現職の総裁が議員票を根こそぎ持っていこうとしているのに対し、石破氏には遠心力が働いている感もある。その一例が、これだ。

<自民総裁選>「正直、公正」石破氏が変更も(毎日)

 自民党の石破茂元幹事長(61)は25日、総裁選への立候補を表明した際に掲げた「正直、公正」のキャッチフレーズを変更する可能性に言及した。東京都内で記者団に「別に人を批判するつもりはまったくない。そういうふうにとらえる方がいるなら、変えることだってあるだろう」と語った。

石破


 「正直、公正」は、学校法人「森友学園」「加計学園」の問題を念頭に石破氏が安倍晋三首相(63)の政治姿勢を批判したと受け止められている。しかし、自民党内では石破氏を支持する参院竹下派からも「個人的な攻撃には違和感がある」(吉田博美参院幹事長)という不満が出ていた。

 石破氏の25日の発言はこうした党内の雰囲気に配慮したとみられるが、実際に封印すれば、党員の首相批判票の受け皿になるという同氏の戦略が揺らぐ可能性がある。


 石破氏に選挙参謀がいるとすれば、その参謀は無能に近い。「正直、公正」が不評な理由は、恐らくふたつある。ひとつは、記事が示す通り、「正直、公正」は、現職総裁が「正直、公正」ではないという立場表明と捉えられる可能性を感じていなかったことで、キャッチフレーズとしては最悪だ。もうひとつは、自動的に首相となる自民党総裁は、大局的見地から国家について語らなければならない存在であるにもかかわらず、「正直、公正」が、単なる国政選挙のキャッチフレーズの域から出ておらず、国家を語るものになっていないからだろう。自民党議員として大勝負に出た選挙のキャッチフレーズを変えるという展開になれば、石破氏が受けるダメージは甚大だ。

 そもそも、国政選挙5連勝の現職に戦いを挑むなら、その戦いにはそれ相応の大義が必要となる。ただ「私が首相になりたいから」という個人的な野心だけでは不十分で、その現職を超える何かか、または、現職が掲げる国家戦略に対する、多くの党員が共感できる対案が必要だ。石破氏は、岸田氏が出馬を見送った際、安倍陣営側から出たとされる「岸田派なんて人事で徹底的に干せ」という発言に対し、「何ですか、この自民党は」と、批判から始めてしまった。あくまで政策論争で挑めば違ったのだろうし、「私はそういうことはないと思っています」程度に留めておけばよかったのだろうが、端緒でそもそも間違えた。

 総裁選に出馬する候補には、それぞれの思惑があることは確かだろう。負けると分かっていながら出る人には、総裁選後のポスト狙いをする思惑を持つ人もいる。絶対に勝つと信念をもって出馬する人は、自分が総理総裁になったイメージを持たせることが大切だと思うが、あくまで個人的な印象だが、石破氏にそのようなイメージを持つことが、残念ながら難しい。結局石破氏は、もうちょっとマシな選挙参謀を付けるべきではないか。


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