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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年08月08日

「日本をダメにした10人の総理大臣」で安倍総理を2位にランクインさせた、“アベガーの組織票”

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 自由党代表の小沢一郎が、元総理の小泉純一郎に対し、来年の参院選に野党統一候補として出馬を打診していたそうだ。山崎拓が漏らしたそうだが、小沢は小泉を「(現野党に)有力な統一候補はおらず、小泉氏しかいない。参院選に出れば、(一人で)300万票以上取れる。たった1年でいいから、やってもらいたい」と口説いたそうだ。野党共闘の看板が欲しかっただけ、ということだ。

 支持率0%(時事通信7月調査)の自由党代表の小沢は、野党共闘のフィクサーにでもならない限り、政界生き残りは難しい。背に腹は代えられぬというところだろうが、「何でもあり」はかえって嫌われるということを、何時になったら学ぶのか。中西輝政氏は、民主党政権誕生の裏で暗躍した小沢を「見栄えがよくて軽いみこしを担ぎ、自分は裏で好き勝手に振る舞う」と評した。小沢は昔も今も、そんな政治屋ということだろう。

 さて、そんな小泉が含まれる歴代首相に関し、週刊ポストが『識者実名アンケート「日本をダメにした10人の総理大臣」』という特集を組んでいる。識者と認めるかはどうかは別として、政治に関して意見する左右両派の人物たちに、歴代最悪の総理を挙げさせるという、なんとも香ばしい企画だ。その識者と言われる人たちがワースト3位までを選び、1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイントとして集計。栄えある歴代最悪の総理は、このようなランキングになった。

1位:菅直人
2位:安倍晋三
3位:鳩山由紀夫
4位:宇野宗佑
5位:森喜朗
6位:麻生太郎
7位:小泉純一郎
8位:野田佳彦
9位:村山富市
10位:羽田孜


 宇野宗佑なんて、もう誰も覚えていないのではないか。辞め方は非常に悪かったが、在任期間はわずか69日だから、日本をダメにするほど長く首相の座を務めたわけではない。まぁそういう予想外のランク入りはともかく、栄えある歴代最悪の総理は、現職の立憲民主党所属議員である菅直人となった。市民活動家が首相の座に就くという、日本憲政史上最大の汚点として、この1位は当然の結果と言えるだろう。「東日本大震災のときの対応の悪さ」(元駐韓日本大使・武藤正敏氏)、「経済を混乱させ、円高で80円台に乗せた。デフレを推進した」(元民主党衆議院議員・木下厚)という具体的な意見が掲載されているが、私はそれらと同じ程度に、「尖閣沖体当たり船長の無罪放免」を挙げる。

菅と鳩山


 そして、菅直人と同列に語られるべきルーピーを差し置いて、2位にランクインしたのが安倍晋三現総理である。菅直人氏に僅差のワースト2位だったそうだが、これは選ぶ方のメンツを確認すると、理由がわかる。安倍総理をワーストに挙げた人物は、こんな面々だ。

上杉隆(ジャーナリスト)、上村達男(早稲田大学法学学術院教授・元NHK経営委員長代行)、荻原博子(経済評論家)、小田嶋隆(コラムニスト)、上脇博之(神戸学院大学教授)、香山リカ(精神科医)、田岡俊次(ジャーナリスト・軍事評論家)、寺脇研(元文部官僚・京都造形芸術大学教授)、平野貞夫(元参議院議員)、二木啓孝(ジャーナリスト)、二見伸明(元運輸大臣)、水島朝穂(早稲田大学法学学術院教授)、村上正邦(元労働大臣)、望月衣塑子(東京新聞記者)、森功(ノンフィクション作家)、古賀茂明(元通産官僚)、小林節(慶応大学名誉教授)、江田五月(前参議院議員)...


 なんのことはない。アベガーの人たちがこぞって安倍総理を選択した、言うならば「アベガーの組織票」という話だ。猟奇的な顔で中指を立てる香山リカを識者とする主催者側の基準は甚だ疑問だが、とにかく反安倍陣営を集めて投票させた結果が菅直人と僅差の2位というのは、主催者側の思惑通りだったのではないか。

 彼らの言いっぷりは、いつも耳に入ってくるアベガーの雑音と変わりない。

「平和ブランドを崩壊させ、米国追随の戦争国家への転換を始めた。“逮捕されなければ何をしても良い”という倫理規範を政官界に蔓延させた」(元通産官僚・古賀茂明)、

「権力を私物化し、三権分立のバランスを壊し、政治に対する信頼を地に落とした。日本国憲法を破壊した」(慶応大学名誉教授・小林節)、

「外交ではトランプの後追いばかり。イデオロギー的には超保守派で対米自立を言っているようで、現実にはアメリカへのポチぶりも甚だしく矛盾が著しい。世界秩序が変わる中で日本の存在感は薄れている」(前参議院議員・江田五月)

「三権分立を壊すという、とんでもない政治を行なっている。国会軽視、官僚は萎縮、そして政権に対するチェック機能を潰してきた。あげく、司法にも人事で介入する始末。第4の権力とも称されるマスコミにも、圧力を加えてナアナアの関係を築いた。つまり、戦後の立憲主義を破壊した」(寺脇研・元文部官僚・京都造形芸術大学教授)


 戦争国家への転換だの、三権分立の破壊だの、彼らは言いたい放題である。だが、日本国民とてバカではない。確かに、平和安全法制などは賛否が分かれる政治イシューだが、国民が彼らアベガーの主張に同調していれば、政権は短命に終わっているはずだ。特定秘密保護法や平和安全法制など、リスクを伴う国策の転換を成し遂げてきたのが安倍政権だが、政権はそういったリスクをおかし、モリカケ等の数々の捏造スキャンダルをもとにしたネガキャンを張られても、いまも安定している。要するに、アベガーとは負け組なのだ。

安倍総理


 ちなみに、同じ週刊誌の週刊現代は、2015年、今回の週刊ポストと同じような「決定! 日本をダメにした10人」という特集を組んでいる。そのランキングでは「総理」というポストにこだわっていないが、上から順に鳩山由紀夫、菅直人、小沢一郎、安倍晋三、小泉純一郎、野田佳彦、渡邉恒雄、森喜朗、竹中平蔵、福島瑞穂というものになっている。ルーピーと菅は、歴史に悪しき名を遺したという点において、日本の常識になったようだ。


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