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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年08月04日

目の前の現実に正面から向き合わない、田原総一朗という老害

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 拙ブログでは田原総一朗に関することを何度か書いてきたが、それらは例外なく否定的なエントリーになっている。大昔、田原が朝生全盛期に司会をやっている頃、立場の違いはさておき、この番組の議論はかなり面白かった。天皇や同和問題という、当時テレビでは取り上げにくかった(同和は今もそうだが)イシューを扱い、中には「日本の右翼」なんてテーマもあった。大晦日には大島渚や小田実、野村秋介、野坂昭如などが一堂に会し、怒鳴り合いをするようなエンタメ性も魅力の一つだった。

 しかし、時代とともにこの番組も面白くなくなり、田原も劣化の一途を辿る。田原は言わずと知れた、戦後民主主義陣営の一人である。朝生を含め、キャスターを務める番組では、アンカーとしての仕切りはやるが、左派としての役割も忘れない。アンカーではないインタビューやブログでは、信条や理念に忠実に、サヨク的な言説の流布を厭わない。当然ながら、安倍政権へは極めて批判的だ。

田原総一郎


 そんな田原が日経ビジネスONLINEに寄稿した「来年の参院選は野党が勝てる可能性がある ~ 「安倍1強」の転換点になるか」という記事の最後に、こんな文章がある。

 僕は、立憲民主党の枝野幸男氏にこんなことを言った。

 「来年夏の参議院選挙は、潮目が変わる一つのチャンスだ。参議院選挙は衆議院と違い、政権選択の選挙ではない。もし、安倍内閣にお灸を据えようという気持ちがあるならば、野党は一本化すべきだ」。

 来年は景気が悪化する可能性が高い。しかも消費税が上がり、金利も上がる。もし、参議院選挙で野党が一本化すれば、勝てる可能性がある。衆議院選挙は政権選択の選挙であるため野党がまとまるのが難しいかもしれないが、参議院選挙はまとまりやすい。

 参議院選挙で野党が勝ったら、自民党はこれ以上好き勝手なことはできなくなる。だからここが「安倍1強」の節目になる可能性がある。


 辻元清美への政治献金を公言するような田原は、ジャーナリストであっても中立ではない。そもそもジャーナリズムに中立はあるのかという議論もあろうが、田原は「反自民」「反安倍」を鮮明にしているジャーナリストのひとりだ。

 要するに、彼らサヨクにとって政策などどうでもよく、参院でねじれをつくる政局こそが安倍政権への唯一の抵抗なのだろう。彼らは、何故自民一強なのか、何故安倍一強なのかという目の前の課題に、正面から向き合おうとしない。安倍一強を許しているのは野党の結束がないからだという短絡的な結論には至るが、それ以上の思考はない。

 田原が昨日更新したブログの、結びの文章がその証左だ。

それでも安倍内閣の支持率は、朝日新聞の世論調査では38%、共同通信の調査でも43.4%だ。こんな状況でも、安倍内閣が、なおも支持率を維持していることが、僕には理解しがたいのである。


 ジャーナリストたるもの、なぜ政権が支持率を維持しているのかを分析するのが仕事だろう。「理解しがたい」で終わってしまっては、小学生の読書感想文以下だ。巷のブロガーでさえ、もっとまともな文章を書くし、それなりの分析もする。「理解しがたい」ということ自体、自分自身がいまの日本の世論から取り残されているという、田原の自白のようなものではないのか。

 ジャーナリストとしての責務を忘れたのか、単に老化が進行しているのか。いずれにせよ、このジャーナリストにはまともなジャーナリズムは無理なのだろう。田原は「安倍内閣にお灸を据えようという気持ちがあるならば」と、枝野を煽ったそうだ。だが、お灸を据えられるべきはむしろ野党であり、田原のような偏ったジャーナリストではないか。


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